大和市上和田2710の薬王院で9月8日(水)、大和市指定重要無形民俗文化財の「双盤(そうばん) 念仏」が上和田薬王院双盤念仏保存会によって行われる。


「双盤鉦(がね)」という鉦と太鼓の音に合わせて念仏を唱える仏教音楽で、毎年9月8日の薬王院の縁日に行われ、無病息災、家運隆昌のご利益があるとされている。


双盤念仏は、仏教の「声明(しょうみょう)」から発達した音声に抑揚をつけて穏やかに発音して阿弥陀 あみだ)仏の名を唱える「引声(いんぜい)念仏」の一種。


薬王院の双盤念仏は、鎌倉光明寺で行われている同念仏の系統を引いたものとされている。


上和田薬王院双盤念仏保存会によると、同念仏は、薬王院に伝わる双盤鉦の最も古いものには享保元(1716)年の銘があり、290年以上の歴史があるという。


薬王院の本尊の薬師如来像は秘仏で、12年に一度、寅(とら)年にご開帳している。


この薬師如来は眼病に霊験あらたかで、縁日で売られる「薬師生姜(しょうが)」という芽ショウガを食べると眼病に効能があるといわれている。


その日は何回か行われるようですが、19時からの分は住職による読経から双盤念仏に移行する正式なものだそうです。


住所 神奈川県大和市上和田2710


交通 小田急江ノ島線「高座渋谷」駅下車 徒歩20分


御開帳も目的ですが双盤念仏も興味があります。


定時退社すれば間に合う時間に行けます。


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