上記展覧会が開催されていました。


鎌倉国宝館の歴史は、大正12年(1923)の関東大震災にまで遡ります。

この震災によって、鎌倉の社寺の多くが倒壊し、仏像や仏画をはじめとした文化財も甚大な被害を受けました。

こうした不時の災害から文化財を保護するため、そして鎌倉を訪れた人々が容易に文化財を鑑賞できるようにとの理念から、昭和3年(1928)当館は設立されました。

現在でも鎌倉地方の貴重な文化財が数多く寄託・保管されています。


年に一度の開催となる本展覧会では、古都鎌倉の育んだ豊かな文化を再認識していただくため、収蔵品の中から国宝・重要文化財をはじめとした代表的な作品を一堂に展示するほか、普段は社寺等に安置され拝観のかなわない仏像なども特別公開いたします。


本年度の展示では、鎌倉五山の一つとして著名な浄妙寺の仏殿本尊釈迦如来像を寺外初公開いたします。

本像は、鎌倉市内では数少ない鎌倉時代前期に遡る運慶派の優品として知られていますが、とりわけ鶴岡八幡宮伝来の寿福寺銅造薬師如来像(重文)ときわめて近い関係にあることが注目されてきました。

両像が一堂に会する本展示は、運慶派の正統的な作風を間近に味わうことのできる、またとない機会となるでしょう。


開催期間 平成22年4月29日(祝・木曜日)~6月6日(日曜日)

開館時間 / 午前9時~午後4時半(入館は午後4時まで)

休館日 / 月曜日(5月3日は開館)、5月6日

主催 / 鎌倉国宝館(鎌倉市教育委員会)

観覧料 / 一般500円(350円)、小中学生200円(140円)
( )内は20名以上団体料金。

本料金で彫刻展示もご覧いただけます。

鎌倉市内の小・中学生と、市内の65歳以上の方は無料となりますので、受付で校章・福寿手帳等を呈示してください。



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