世界遺産への登録を目指す「武家の古都・鎌倉」を共通テーマに掲げ、この秋、神奈川県立歴史博物館、神奈川県立金沢文庫、鎌倉国宝館による三館連携特別展が開催されます。
神奈川県立歴史博物館会場 「再発見!鎌倉の中世」 10月6日(土)~12月2日(日)
神奈川県立金沢文庫会場 「鎌倉興隆 -金沢文庫とその時代-」 10月13日(土)~12月2日(日)
鎌倉国宝館会場 「古都鎌倉と武家文化」 10月20日(土)~12月2日(日)
1ヶ月ほど前に神奈川県立歴史博物館会場でこの催しがあることを知りましたが、いまいち胸がときめかずに、今日まで忘れていました。
県立歴史博物館は遺跡中心、金沢文庫は文書中心(何点かは仏像もいらっしゃいますが)なのです。
この手の連携して開催する展覧会は全て行かないと気が済まない性格なのですが、今回は鎌倉国宝館だけにしようかと思っています。
注目は證菩提寺(横浜市栄区)の重文 阿弥陀如来及び両脇侍像(写真は中尊)だと思います。
また運慶ゆかりの仏法紹隆寺(諏訪市)・不動明王立像と、運慶作・称名寺光明院・大威徳明王像も楽しみです。
この両像は鎌倉国宝館の展示に先立って、金沢文庫で9月29日(土)~10月8日(月)まで特別展示されています。