愛知→三重→滋賀→福井と車で回った翌日、今度は近場を攻めました。
まずは箱根神社です。
前日1時に寝て、4時半に起きて電車で出かけようと思ったのですが、起きたら6時でした。
しまったと思いました。
でも、自分の車で出かければいい話です。
なぜ、電車に固執していたのでしょうか?
(あとで車で美容院に行こうと思っていた家内に怒られました)
さっそく車で出かけました。
3連休の最後の日ですが、早朝の東名高速は空いていました。
箱根神社に9時に着けば良かったのですが、8時過ぎに着いてしまいました。
まだ8時だというのに、けっこう参拝者が来ていました。
御朱印を戴こうとすると、3種類あると言われました。
前回、去年の暮れにはそのようなことは言われませんでした。
見本を見て、今まで戴いていなかった九頭龍神社に決めました。
奉拝の文字が今まで戴いた御朱印の中で最大のような気がします。
箱根神社の今回の目的が宝物館です。
開館の9時までベンチでヒマを持て余してしまいました。
9時ジャストに宝物館に入りました。
駐車場の方にあるので、車で来た人以外はわかりにくいと思います。
現に私も何度か神社に行っていますがここは初めてです。
受付で入館料を払い、3Fに行きました。
目的の神像がありました。
男神像と女神像です。
最近になって公開されて、東日本最古の神像だとわかりました。
この2体の神像は国重文指定と箱根神社御鎮座1255年大祭を奉祝して特別公開されたもので、2012年12月20日までの公開です。
箱根神社の神職さんのブログに公開期間の質問をすると、丁寧に答えて下さいました。
ありがとうございました。
2Fに降りると万巻(まんがん)上人坐像がいらっしゃいました。
万巻上人は奈良時代の僧とされ、修験道にも精通し、箱根山で箱根三所権現(法躰・俗躰・女躰)を感得したそうです。
この像は東日本最古の肖像です。
東日本最古の神像と肖像が箱根にあるなんて思いも寄らないことでした。
すっかり観光地化されている箱根しか頭になく、小さい頃から毎日見ていた箱根山がこんなに歴史的に古い場所だとは思いませんでした。
箱根山に謝りたいです。
さて万巻上人像は頭から干割れがしています。
木目もはっきり出ていて、夜にはお会いしたくないようなお像でした。
何度も行っている箱根ですが新たな発見が出来て、もう少し深く勉強してもいいのではと思いました。
私のことですから絶対に見逃しているものがあるはずです。