下書きしたまま忘れそうなので1ヶ月半前の出来事で申し訳ございません。
8月の半ばに1日余った夏休みを取って娘と二人で茨城県の霞ヶ浦に行ってきました。
来年歩崎観音堂の33年に1回の御開帳なのですが、本番を控えてのプレ御開帳の日でした。
霞ヶ浦ではお祭りがあって、それに合わせた日です。
(カエルを捕まえる娘)
歩崎観音堂に行くと地域の方々がテントを張って大勢座っていました。
後補が多くて、何時代の作かまるっきり見当がつきませんでした。
信仰の点から考えると素晴らしいのですが、美術の対象として見ると私くらいの家からですと良いのですが、関東以外からわざわざ来るのはもったいない気がしました。
拝観が終わると外で待っていた娘が紙コップを持っていました。
甘酒を貰ったようです。
でも渋い顔をして、まだ半分以上残ったコップを私に差し出しました。
もう、たくさんだから飲んでくれとの合図です。
実は私も甘酒が苦手なのです。
でもせっかく下さったのですから捨てるわけにはまいりません。
泣きそうになりながら飲み干しました。
受付に行って御朱印を依頼すると「何それ?」と怪訝な顔をされました。
御朱印帳を開いて、現物を見てもらいました。
「ああ、印ならあるよ」と言われました。
「歩崎観音」と彫った授与品の袋の裏側に押されるような印を持って来られました。
「御本尊様やお寺の名前とか日付を書いてもらうものです」と印を押されそうになった御朱印帳を慌てて引っ込めました。
「お寺に行けばあるかも?」と言われました。
観音堂の横にお寺があります。
でも何となく地域の人はお寺と距離を置いている感じです。
あとで調べてわかったのですが、深入りしない方が良さそうなので書きません。
仁王門下からの景色です。
お祭りで車がたくさんとまっています。
すぐに娘とお祭りに向かいました。