来年の話をすると鬼が笑うでしょう。
でもあと5ヶ月もないので笑われても結構です。
静岡市立美術館で上記展覧会が開催されます。
(概要)
霊峰・比叡山や琵琶湖で知られる近江の国(滋賀県)は、平安の昔から日本における仏教文化の中心地です。
江戸時代には多くの絵師が訪れ、その美しい景観を描きました。
近江で最初の公立博物館である滋賀県立琵琶湖文化館は、優れた仏教美術と近世絵画を中心とした所蔵品・寄託品を有することで知られています。
こうした数々の美の遺産を後世に伝える同館のコレクションより、国宝や重要文化財を多数含む仏画や仏像、近世絵画等、選りすぐりの優品を紹介します。
開催期間
会期:2013年1月2日(水)~2月11日(月・祝)
開館時間:10:00~19:00(展示室入場は閉館30分前まで)
*休館日/毎週月曜
滋賀県立琵琶湖文化館は何度もブログに書いておりますが、現在無期限休館中です。
たくさんの近江の素晴らしい文化財を保管し・寄託されています。
現在、展示される機会がないので是非ともお出かけになられたら如何でしょうか?
以前、九州国立博物館で同様の展覧会が開催されましたが、あまりにも遠く断念しました。
静岡は東京からですと夜行バスは無いですし、土日の昼行便は渋滞しそうです。
新幹線は日帰り割引切符は無いですし、根性さえあれば鈍行電車でも行けそうです。
何とも微妙な位置にあるので、なかなか行くことがありません。
さあ、ついでにどこか寄りたくなりますね。
どこに行けば良いのか考えていると、見つけたのがこの本です。
静岡県の仏像めぐり ほとけの道 里あるき
・発売日: 2005年05月11日
・サイズ: 単行本
・ページ数: 127p
・ISBNコード: 9784783818403
・定価:1,890円
・発行:静岡新聞社
(もくじ)
・伊豆のほとけ道(伊豆の国韮山・伊豆長岡「スーパー仏師運慶に出会う」
・函南・熱海「神と仏…深い信仰の森へ」
・伊豆修善寺「美しい仏の胎内に眠る黒髪」
・河津「南禅寺文化圏の謎に迫る」
・南伊豆・下田「海からやって来た仏像」)
・駿河のほとけ道(静岡「この世の観音浄土を巡礼」
・岡部・焼津「木喰上人気分で遊行の旅」
・焼津・藤枝・島田「不思議に符合する三つの寺」)
・遠州三河のほとけ道(袋井・磐田「お寺は大人のテーマパークだ」
・三ヶ日・引佐・細江「中世のトップデザイナーたち」
・新居・湖西・豊橋「遠江から三河へワープ」)
発行元が静岡新聞社なのがいいですね。
地元を良く知っています。
仏像マニアではなく一般の方にもわかりやすくするために、しつこいくらいに欄外に注があります。
伊豆と湖北五山くらいしか知らないのでこの本は助かります。
まあ、その前に9月8日から東京・日本橋にある三井記念美術館で開催される「近江路の神と仏 名宝展」に行かなければなりませんね。
私が前から唱えていた近江ブームがきています。