東京国立博物館で上記展覧会が開催されています。


期間:平成24年7月31日(火)~9月17日(日・祝)


話は前後してしまいますが土曜日の夕方に足の皮を剥きながら行ってきました。


特別陳列なので、平常展のチケットでも見られます。



ここで出品リストをあげます。



「運慶周辺と康円の仏像」出品リスト



1 大日如来坐像  東京・真如苑


2 大日如来坐像  栃木・光得寺


3 十二神将 辰神  神奈川・曹源寺


4 十二神将 未神  神奈川・曹源寺


5 阿弥陀如来坐像  静岡・願生寺


6 愛染明王坐像(康円作)  京都・神護寺


7  四天王眷属立像(康円作)


8 文殊菩薩騎像(康円作・興福寺旧蔵)


9 優填王立像(康円作・興福寺旧蔵)


10 善財童子立像(康円作・興福寺旧蔵)


11 大聖老人立像(康円作・興福寺旧蔵)


12 仏陀波利三蔵立像(康円作・興福寺旧蔵)




とここまで下書きを書いたら東博のHPに出ていました・・・



気を取り直して書き続けます。


真如苑と光得寺は毎年おなじみのお顔です。


真如苑蔵は360度どの角度からも拝観できるようになっています。


髪の毛の繊細な造りが運慶らしいところだと思いました。



曹源寺蔵は今年重文指定されたものです。


この時代の像で十二神将全てきれいに揃っているという理由のようです。



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文殊菩薩像は本体坐像、台座、獅子が別々に展示されています。


最初、狛犬の展示があると勘違いしてしまいました。


台座についている光背がとても素晴らしかったです。


私は本体よりも素晴らしい作りだと思ってしまいました。



東博には常設展示の部屋でも入れ替えがあります。


この日いらしたのは


・仁和寺 増長天(阿弥陀三尊の脇にいらっしゃる)


・勝常寺 広目天(典型的な地方仏)


・薬師寺 十一面観音(薬師寺は薬師三尊と聖観音の他にお宝がまだまだありそう)


・秋篠寺 十一面観音(平安時代作ですが、奈良時代の名残があります)


・浄瑠璃寺 広目天(早く四天王全てお揃いにして九体阿弥陀堂に帰してほしいです)



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浄瑠璃寺・広目天様は撮影自由撮影禁止ではないので写真家土もぐ拳のモデルになって戴きました。


広目天様に「きれいだよ~。さあ甲冑を脱いで見ようか~」なんて篠山紀信さんのようには言いませんでした。



この日、私が一番目を引いたのは2階にあった飛鳥時代の菩薩立像です。



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日本の木彫仏の中で最古に近いものでしょう。


TAROさんが喜びそうな仏様だと思いました。


8/26(日)まで展示予定です。


この時期、金曜日は20時まで、土日は18時まで開館しています。


私は三井記念美術館用に買った「ぐるっとパス2012」で100円安く入場できました。