おがさわら丸に乗って最初は余裕でした。


東京湾を出てから速度が上がり、波も高くなり、揺れの振幅が大きくなりました。


東京湾では震度2くらいの揺れでしたが外海に出ると震度4くらいの揺れが続きました。


まずは娘が船酔いになりました。


売店で酔い止めの薬を買って飲ませました。


そのうちに私も嫌な汗がどんどん出てきました。


私も気持ち悪くなりました。


不本意ながら私も酔い止めの薬を飲みました。


そして4時くらいから寝てしまいました。


やがて6時半ごろに船内アナウンスが流れました。


この父島行きが接続する母島行きの便が欠航になるというものでした。


父島では波が高いようです。


さらにこの先この船も何らかの変更があるかも知れないとのことでした。


引きかえすとか伊豆七島にとりあえず寄航するかも知れません。



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私はこんな感じで横になっていました。


そのうち「ドクター様がご乗船でいらっしゃいましたら、案内所まで申し出て下さい。」とアナウンスがありました。


急病人が出たようです。


ドクター様と言ってもスキンだかヅラだかわからない美容整形のT先生でしたら、ちょっと診断できないでしょう。



夜になって娘と家内は出航前に買ったカップラーメンを食べましたが、私は全く食べる気がなく、その日の夕食は抜きでした。


うつらうつらしているうちに、8時頃には熟睡してしまいました。


起きたのは翌朝6時に船室の明かりがついたときでした。


消灯したことは全く知りませんでした。


娘と家内は消灯後にシャワーを浴びに行ったようです。


余裕な2人です。


揺れはさらにひどくなり、震度6弱くらいの揺れがずっと続いています。


立ち上がる気力もありませんでした。


朝ご飯も食べられませんでした。



ようやく予定よりも10分遅れの11時40分に父島に着きました。


風雨がとても強かったです。


宿泊先のお迎えの車に乗りました。


1分で宿泊先に着きました。


ログハウス風の宿泊先の部屋に入ってもまだ揺れている気がしました。


この気持ちは寝るまで何度もフラッシュバックされました。


まあ、とりあえず無事に上陸できて良かったです。



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2階にもベッドがある部屋でした。


当初、2階には娘と家内が寝る予定でしたが、娘が1階に降りてしまいました。


それで毎日、寝る前のおしゃべりに付き合うことになってしまいました・・・