東京に江戸六阿弥陀という霊場があります。

以前、亀戸七福神を回ったときに一緒に御本尊の御朱印も戴きました。

そのときに「亀戸六番」と印が押してあったのが気になっていました。

江戸六阿弥陀の札所とわかり、密かに回っていました。


六阿弥陀は江戸の人々が春秋のお彼岸に行基菩薩の作と伝えられる六体の阿弥陀仏を巡拝したもので、余った根本の部分から彫られた一体を木余りの如来、さらに残りの部分から彫られた観世音菩薩を木残りの観音と呼ばれ、全8箇所の札所です。


何日かに分けて巡拝したのですが1箇所はご住職が不在で戴けず、1箇所はご住職が打ち合わせ中で後日郵送になってしまいました。

郵送が3週間も来なくてやきもきしていましたが、ご丁寧な遅れたお詫びの手紙付きで送られてきました。

恐縮です。

土曜日にご住職不在だったお寺に行きました。

駅から少し歩くので電話をしてから行きました。

どこも東京の西寄りにありますが、1ヶ所だけ私の通勤路線の沿線にあります。

どちらも観光寺院でなく、法要中や不在の場合もありますが、あらかじめ電話などをしておけば1日で全て回れると思います。

書き置きの御朱印が嫌な人はもう少し時間がかかるでしょう。





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1番 西福寺

北区豊島2-14-1



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2番 恵明寺(旧延命院)

足立区江北2-4-3


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3番 無量寺

北区西ケ原1-34-8



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4番 与楽寺

北区田端1-25-1




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5番 常楽院

調布市西つつじヶ丘4-9-1




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6番 常光寺
江東区亀戸4-48-3




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木余 性翁寺

足立区扇2-19-3



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木残 昌林寺
北区西ヶ原3-12-6



日付を見ると、最初順調だったのですが、思わぬ御開帳での遠出があったり、鎌倉に多く出かけていたので途中で足踏みしています。



六阿弥陀を作ったあとの木残や木余などは物を大切にしてきた日本人の良さが出ているエピソードだと思います。


さあ、次は何の江戸を回ろうかな?