秋の「京都非公開文化財特別公開」の概要が18日、主催の京都古文化保存協会から発表された。京都市内を中心に20の社寺などで、普段見ることのできない秘仏、文化財などが披露される。朝日新聞社特別協力。
平安末期、鳥羽法皇の創建と伝わる安楽寿院(伏見区)は阿弥陀如来坐像(国の重要文化財)を公開する。鳥羽法皇が朝晩に拝んだ念持仏とされる。報恩寺(上京区)は室町後期、後柏原天皇が寺に贈ったトラの掛け軸を披露する。豊臣秀吉が持ち帰ったが、夜になるとトラの鳴き声で眠れず寺に返したとの逸話が残る。寺では、寅年の正月三が日のみ掲げてきた逸品だ。
秋の公開に参加するほかの社寺などは次の通り。上賀茂神社、真珠庵、聚光院、冷泉家、北野天満宮、浄福寺、清浄華院、廬山寺、法然院、知恩院三門、廣誠院、大統院、妙法院、法性寺、寶樹寺、長講堂、城南宮=以上、京都市、海住山寺=京都府木津川市。
期間は11月2日(金)~11日(日)(社寺で一部異なる)。
法性寺が古文化保存協会に加入したので、定期的に公開されるとは思っていましたが、春に続いての特別公開に驚いております。
GWに行けなかった方は今から予定を立てておいて下さい。
また長講堂も冬に続いての公開です。
長講堂では何種類もの御朱印が戴けるのでしょうかね?
今回のお勧めは安楽寿院だと思います。
駅から少し歩きますが、胸に卍の印がついている阿弥陀様です。
ここから同じく特別公開の城南宮までは歩いて行けます。
城南宮から京都駅行きのバスもあるので利用するのも手かと思います。
この中には未巡拝のお寺もあり、六波羅蜜寺の御開帳も合わせて行こうと思っています。