先日、鎌倉33観音巡りで来迎寺に行ってきました。

来迎寺は鶴岡八幡宮の北東部にあり、土紋の如意輪観音様が有名です。

本堂の入口に厳しい言葉が書いてあり、一瞬躊躇う人もいるかも知れません。

前回訪ねたときには都合で拝観できないようでしたが、今回は拝観と思われる人の靴が揃えてありました。

大丈夫そうなので、扉を開けるとちょうど先客さんがお帰りになるところでした。

一人でじっくりとお目当ての如意輪観音様を拝観できました。

相変わらず妖しげな微笑みを浮かべています。

帰ろうと思ってふとお賽銭箱の横にお守りがあるのに気づきました。

それが手作り風なのです。

気になりながらも本堂を出て、玄関に御朱印を戴きに行きました。

玄関にも見本がありました。

家内の部下が近々出産だと思い出して、安産祈願のお守りを買い求めました。

お寺の方はジプロックのような袋からお守りを出しています。

変だなあと思っていたら、「これは一つ一つ住職が手作りしたものです。和紙なので外気に触れると直ぐに黄色くなってしまうのでラップにくるんで保管すると良いですよ。」との説明をしてくださいました。

それでジプロックに保管していたのかと納得しました。




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それにしてもこの字体と形式に何か見覚えがあります。

以前行った藤沢の遊行寺の行事の最後にご高齢のご住職から戴いた「南無阿弥陀仏」のお札に似ています。

来迎寺は時宗のお寺ですので妙に納得してしまいました。