日曜日に家内と娘はブラスバンドの練習、私はマンションの総会で午前中は家に誰もいませんでした。
皆お昼前に帰ってきました。
ふと思いついて、山梨にさくらんぼ狩りに行きました。
自宅から1時間ほどで行けます。
そして中央道の勝沼ICを下りました。
右に曲がって5分もしない場所に大善寺があります。
娘が助手席で監視しているので行かずに真っ直ぐに勝沼ぶどう郷駅の観光案内所に行きました。
勝沼ではさくらんぼ狩りはまだ始まっていないので、隣りの塩山駅の観光案内所を紹介されました。
塩山の観光案内所でもさくらんぼ狩りはまだ始まっていないと言われ、隣りの山梨市の農協を紹介されました。
農協までの道に向嶽寺、恵林寺がありました。
「あっ、こんなところにお寺があるよ!」と言っても無視されました。
農協でさくらんぼ農園の紹介を受けて行きました。
まだ時期が早いようで少ししか食べられる実がありませんでした。
そのうちにさくらんぼの種飛ばし合戦になりました。
私は女性陣から総攻撃を受けました。
娘の飛ばした種が私のシャツに付きました・・・
私は200粒以上食べました。
家内は150粒くらい、娘は100粒くらいで食べたでしょう。
そして山梨県立博物館に行きました。
シンボル展「大善寺・日光月光菩薩像」が開催中です。
娘はブツブツ言っていましたが黙殺しました。
大善寺(だいぜんじ 甲州市勝沼町)は、創建が平安時代前期にさかのぼる、甲斐の古代豪族・三枝氏の氏寺として知られています。また中世には薬師如来の霊場として、鎌倉幕府の帰依をうけるなどした、県内有数の古刹です。国宝に指定されている本堂には、本尊薬師如来像(重要文化財)をはじめ数々の寺宝を伝えますが、今回出品される日光・月光菩薩像(にっこう・がっこうぼさつぞう)は、像高約250cmに及び、本堂に居並ぶ諸像のなかでも、ひときわ雄大な趣を醸し出しています。
両菩薩像は、平成19年に国の重要文化財に指定され、平成22年度から2ヶ年にわたり解体修理がおこなわれました。これにより、日光菩薩像の像内に納められていた印仏など納入品の姿が初めて明らかとなったのです。
本展では、修理を経て一新された姿と納入品の一部を、寺外で初公開いたします。両菩薩像の新たな魅力を、この機会に是非ご覧ください。
■期間
平成24年5月19日(土)~6月25日(月)
■時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■観覧料
常設展観覧料でご観覧になれます。
一目見て日光・月光菩薩様のお姿は天台系だと思いました。
大善寺は現在では真言宗ですが、昔は天台宗であった時代があるそうです。
日光・月光菩薩は共に頭に特徴があります。
表現は悪いですが、何となく似合わないヅラをつけているような感じなのです。
大河ドラマのヅラではなく、大衆演劇のヅラに近い感じと言えば良いのでしょうか・・・
大善寺では5年に1回の御開帳が来年10月にあります。
御開帳の時には正面からしか拝観できないでしょう。
今回、360度全ての方向から拝観できました。
日光菩薩様の方がお腹に厚みがありました。
家内が娘に「このお腹、あなたに似ているよ。」と言ってしまい、娘がプリプリ怒っていました。
思っていても、先に言わなくて良かったです。
館内では常設展で山梨の人々の昔からの暮らしぶりがハイテクを使ってよくわかるようになってます。
仏像も少しだけ展示されていますのでよろしかったらどうぞ。
中央線の石和温泉から20分も歩けば着く距離です。
経費削減なら新宿から石和温泉まで中央高速バスも出ています。