さてギリギリに比叡山ケーブルを通る最終バスに乗りました。
途中の停留所から次々と人が乗り込んできます。
通勤ラッシュ並みの車内です。
西塔に着いた時には乗り切れなくなってしまいました。
運転手さんが無線で応援を呼んでも来れない状況のようでした。
「小さいお子さん連れ以外の方は東塔まで歩いて下さい」との車外アナウンスがありました。
ブツブツ言う人もいましたが、大半のお客さんはそれに従っていました。
日本人の良さが出ていると思いました。
まあ徒歩でも10分程度ですので、自分なら行列ができている時点で最初から徒歩で行くと思いますが。
ケーブル近くの停留所に着きました。
ケーブル発車まで時間がありません。
早歩きで駅まで向かいました。
発車まで1分を切っていました。
改札口に近い扉はギリギリに乗る人がいると思うので先頭の扉に乗り込みました。
お陰で雄大な景色を鑑賞できました。
ケーブルの坂本駅から京阪の坂本駅まではシャトルバスがあるのですが、ケーブルカーの混雑を見て歩くことにしました。
日吉大社や里坊と呼ばれる比叡山を下りた僧侶が暮らすお寺など魅力的な場所がありましたが、後日ということにして京阪電車に乗りました。
京都方面に行くために浜大津で降りました。
朝、コインロッカーにリュックを置いてきたのですが引き取らずに乗り換えました。
三条京阪で降りて大原方面のバスを待ちました。
Gさんが教えてくださった宝泉院のライトアップのためです。
考えて見ると比叡山から物凄く遠回りで行く気がします。
徒歩で降りても良かったですし、八瀬までケーブルで降りた方が早かったです。
徒歩は肉体の限界、八瀬ケーブルは経費削減(スルっとKANSAIが使えません)で却下です。
バスは予定時刻よりも20分遅く到着しました。
車内は満員です。
こんなにも宝泉院のライトアップに行く人がいるのかと思いました。
でも普通に自宅に帰る人が殆どで、大原で降りたのは10人もいませんでした。
混雑の中の乗り降りで時間がかかり、いつもより20分以上余計にかかりました。
2日連続で大原など生まれて初めてです。
他の寺院はもう閉まっていてひっそりとしていました。
真っ暗な中、10分近く歩いて宝泉院に着きました。
まさに額縁のような庭園です。
この季節は昼間よりもいいかも知れません。
抹茶とお菓子はありませんでした・・・
お腹が空いていたのに・・・
10人も人がいなかったので静かに拝観できました。
ただし、夜に見る血天井は薄気味悪かったです。
夜の大原は何もないのでそのままバスで三条京阪まで行き、京阪に乗り本日3回目の浜大津に着きました。
ロッカーから荷物を取り出し、石山駅までノロノロ京阪電車に乗って、東海道線に乗り換えて南彦根に行きました。
伝えていたチェックイン時刻ピッタリの10時にホテルに着きました。