難所の黒谷青龍寺から元の道に戻る途中で気づきました。


横川まで歩いたら15時半ごろに着きます。


横川発の最終バスが16時ちょうどです。


30分しか居られなくなります。


一番近い峰道バス停からバスに乗ると15時少し前に着けます。


比叡山を全部歩くのが目的でしたが、ここで迷いました。


16時のバスを逃すと麓まで歩かなければなりません。


8時からずっと歩いているので麓まで歩くのは無理があります。


バスに乗ることに決めました。


バス停のある峰道レストランでバスを待つ間に昼食代わりのアイスクリームを食べました。



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そんな私を最澄様が見ていました。



バスに乗って横川に着きました。


すぐに横川中堂に向かいました。




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正面からはわかりにくいですが舞台造りです。




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ここで新西国33箇所の御朱印とびわ湖108霊場の御朱印を戴きました。



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これで新西国33箇所滋賀県終了!




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西国49薬師に続いて先に結願札所(108番)に行ってしまいました・・・・



横川中堂も根本中堂と同じようにご本尊様が外陣よりも下の位置にいらっしゃいました。


こちらも不滅の法灯だとお堂の方が誇らしげに説明していました。



横川中堂を出て、元三大師堂(四季講堂)に行きました。


20年以上前に初めて訪ねたときは、ひどく落ち込んだ時期で、おみくじの元祖であるここのおみくじを引いて凶が出てしまい更に落ち込みました。


それ以来元三大師のおみくじは引かなくなりました。


前回来たときには、お腹が痛くなってしまい、汲み取り式のトイレに入って財布を落としそうになりました。


それ以来、汲み取り式トイレに行く際にはポケットの中身を全て出してから行くようになりました。


そんな因縁のある場所です。


お参りを済ませてから、元三大師の御朱印と弁財天の御朱印を依頼しました。



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左上の角大師の印が面白いです。


元三大師の御朱印が仕上がると尼僧さんが「私は弁財天の御朱印を書くことができないから、少しお待ち下さい。」とおっしゃって別の部屋に行かれてしまいました。


すると書くことの出来る若い僧侶がやってきて書いて下さいました。


何か約束事があるのでしょうかね?



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元三大師堂を出たときには15時半でした。


最終バスの時間まであと30分です。


ここで最終目的地に行くか迷いましたが、運を天に任せて行くことにしました。



目的地は日蓮上人が修行をされていた定光院です。


石段を下って行くのですが、全然お堂が見えません。


10分近く歩いてようやくお寺に着きました。


ここで御首題を依頼してからお参りしました。


いつもはお参りをしてからなのですが、今回は時間がなくて申し訳ないです。




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御首題を待っている間にお茶を戴きました。


息が切れていたので有難かったです。


完成した御首題帳を戴いたのが16時50分より少し前です。


あと最終バスまで10分ちょっとしかありません。


上り階段をダッシュしました。


途中何度も息切れして10秒くらい休みましたが、なおも走り続けました。


石段から開放されて、さらに走り続けました。


横川中堂に3分前に着いたので少し安心しました。


私がバスに乗ってから1分も経たずに出発しました。


歩いて比叡山を下りずに済みました。



しかし元三大師堂はやはり私にとって鬼門です。