土曜日に早稲田大学に行ってきました。

我が母校ではなく我が母校のそばです…

早大正門(現在工事中)を入ってすぐ左にある会津八一記念館で「観仏三昧~うちの子紹介します。~」展が開催されています。

記念館と言っても元教室のような建物です。

入館料はないので、受付の方に挨拶するだけで入れます。

今回の目玉は木造菩薩立像です。

文豪谷崎潤一郎から文豪志賀直哉に渡ったという平安時代作の仏様です。




もぐじのブログ
(リーフレット(200円)より)





しかも谷崎の時には後補されてちゃんとあった手を志賀は気に入らんと言って取ってしまうという暴挙あるいは快挙?をしています。

平安時代特有の穏やかな顔をしていらっしゃいます。

他にも南北朝時代の木造観音菩薩三十三応化身像のうちの6体が展示されていました。




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(リーフレットより)




翌日、偶然に33体揃っている像を鎌倉の長谷寺で見ました。

でも私が一番気に入ったのは伝帝釈天像です。

早稲田大学の創始者である大隈重信が蔵していた像です。




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(リーフレットより)



完全にノリノリの姿です。


鳳凰堂の壁にいらしても気づかれないかも知れません。

よく見ると額に第3の目もあります。



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(リーフレットより)



禅寺に祀られている伽藍神との説もありますが、伽藍神はたいてい椅子にきちんと座っていますのでどうなのでしょう?

他にも絵画やガンダーラ石仏などか展示されています。

平常展エリアは個人のコレクションなので雑多な感じがします。


完全にお勧めとは言えませんが、無料なのでお時間がございましたらどうぞ。



開催期間  4月11日(水)~6月12日(火)


開館時間  10:00~17:00

休館日    日曜、祝日、大学が定めた休日