さて音無の滝を下り、大原のバス停を通り過ぎて寂光院へと向かいました。


のどかな風景がつながります。




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閉店している店が多くて、寂光院が放火でお休みしている時に持ちこたえられなかったのかな?と思いました。





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寂光院の受付で「拝観とじゅじゅじゅんれいのじゅじゅとごじゅいんを下さい。」と何だか分からぬことを言ってから中に入りました。





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特別拝観の受付で更に800円払いました。


計1400円です。


東京メトロの1日フリー切符を2枚買えます。


そんな計算をしながらまずは真新しい再建した本堂に入りました。




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中には真新しい地蔵菩薩様が後妻として入っていました。


誰が夫なのかよくわかりませんが…


でも後妻は後妻なりに素晴らしい仏様です。


1000年くらい経ったら風格が出そうな感じです。


お寺の方の三千院(←×、寂光院○)の説明を静かに聞きました。


本堂の後に特別公開の書院に行きました。





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とてもきれいな書院です。


何だかきれいな後妻のために作った感じがします。


Gさんが先にブログで書かれているように、中は興味をそそるようなものはありませんでした。


ここは風景を楽しむだけのところだと思いました。





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そして当初の目的である酷い火傷を負った先妻の地蔵菩薩様のお見舞いです。


離れた収蔵庫にいらして、今回は直接会ってお話ができると思いましたが、空調が一定に保たれたICUの中で、ガラス越しの面会となってしまいました。




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そのお姿は大火傷で真っ黒です。


以前、火傷を負う前にお会いしたことがあるので、どう声をおかけすればいいのか言葉が浮かびません。


今は形成外科医のオペによって樹脂で覆われているようです。


この地蔵菩薩様は中の小さな千体仏を守ろうと炎の中、必死に立ち続けていました。


そのことを思うとやるせない気持ちになります。


建礼門院が人里離れた場所に静かに暮らしていたこの地で、更に離れた建物でひっそりと暮らしていらっしゃいます。


何だか自分まで寂しい気持ちになりました。




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そして焼け残った小さな千体地蔵尊をなどを見て三千院(←×、寂光院○)を後にしました。



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