さて、瀧山寺の本堂に入ると檀家さんと思われるお手伝いの方があと片付けをしています。

拝観と御朱印をお願いすると、「御朱印は宝物館にあります。」と言われました。

もう宝物館は閉まってしまいました。

御朱印は諦めましたが、御朱印に似たものを戴きました。

これで充分です。

また機会があれば御朱印は戴けます。

内陣に入ってまずは合掌しました。

御本尊様のお姿が見えました。

平安後期から鎌倉前期に作られたと思われる薬師如来様です。

像高1mくらいの立派な座像です。

ご住職の説明では鎌倉後期の制作のようです…

自分の鑑識眼のなさに恥ずかしくなりました。

ところで本格的な調査を御開帳期間中にするので、もしかすると何か時代がわかるものが発見されるかも知れません。

写真が出ると嬉しいのですが。

ご住職は前回の御開帳のときに、父である先代ご住職に「お前、私も見たことがないから、とりあえずどうなっているか厨子を開けて確認しなさい。」と言われ、御開帳前日に一人で厨子を開けたそうです。

開けた瞬間に震えがきたそうです。

このような凄いご本尊のいらっしゃるお寺に生まれてきて大変なことになってしまったと思われたそうです。

確かに私も一目見て凄い仏像だと思いました。

それ程に素晴らしいご本尊様です。


休みの日はPCを使えないので携帯では書ききれずに続きます。