私は今でこそ東京都民ですが、寮生活をした期間を除けば延べ30年間神奈川県に住んでいました。

先日、適当にネットサーフィンをしていましたら、最近出版された神奈川県内に関する小冊子を2冊も発見しました。



①「相模の札所巡り~相模 新西国 三十三観音霊場~」


もぐじのブログ



二宮の藤巻寺から始まり大磯、平塚を巡り秦野の太岳院に至るまでの巡拝ルート、仏像写真、寺院の由来などを分かりやすく記した「相模の札所巡り~相模 新西国 三十三観音霊場~」がこのほど完成した。編集は平塚市観光協会。

 観音巡りは日本各地に伝承され、広く知られるものに「日本百番観音」に数えられる坂東三十三観音霊場・秩父三十四観音霊場・西国三十三観音霊場がある。12年に一度、丑年に開帳される相模三十三観音霊場も歴史は古く、文献を紐解くと起源は徳川吉宗の時代に遡るという。編集の音頭を取った同協会観光アドバイザー馬場一夫さんが、相模三十三観音に出会ったのは2010年5月。秦野在住の元教師であった片野福次さんの著書「相模の札所巡り」を手にしたのがきっかけだった。「これほど歴史のあるものが身近にあるのに、埋もれさせてしまうのはもったいない」と、一人で33の寺院を回り、場所や由来などを半年かけて調べた。

 同年10月に募った観光協会所属ボランティア「第二次平塚市民観光サポーター」から札所巡りグループを作り、片野さんの遺族から再編の許可を得て本格的に編集作業へ移行した。

 趣旨の説明、原稿の書き起こし、秘仏の撮影などのために、サポーターと共に幾度となく各寺院へ足を運んだ。片野さんが執筆した40年前とは様変わりした交通事情を調べるため全てのルートを踏破し、寺院間の距離・所要時間を実測。サポーターの石井英雄さんが地図を一から書き起こしている。

 制作の過程で一番苦労したのは、大磯の8番寺・普門寺。バス停の名前はあるが廃寺になっていたため見つからず、近隣民家の聞き取りから始めたという。「忙しく生活する現代人の一つの安らぎになればと思う」と馬場さん。そこには2市2町にまたがる広域観光としての広がりへの期待もある。

同書は市観光協会で700円で販売され、2月10日より受付開始。内容を簡略化した案内パンフレットも同時に作成し、こちらは無料で配布。また、発刊記念の一斉巡拝を4月20日~22日予定。




一斉巡拝に行きたいですが、都合が悪くて行けそうもありません。


毎年の恒例行事になることを期待しています。




②「あしがらの郷 巡拝の路」




もぐじのブログ



足柄上地区1市5町の寺社や史跡、石仏などを一冊にまとめた「あしがらの郷巡拝の路」がこのほど、発刊された。足柄/地域づくり研究会(府川栄一代表)が発行したもの。同会の編集室が2年がかりで、自治体が発行している観光マップや新編相模国風土記稿などをもとに取材した。ページごとに「天狗伝説コース」など32の散策ルートを設けており、コース内の寺社の創建年や本尊、祭神などの他、地域の見どころも掲載している。歴史や文化遺産などに触れながら歩けるガイドブック。各頁にはクイズ形式の「足柄なるほど検定」欄もあり、楽しみながら郷土のことが学べる。

 府川編集長は「一つの場所に3度は足を運びました。調べていくうちに偶然、足柄三十三観音も見つかり、まとめています」。A四判、カラー48頁。写真330点。600円。


ここは完全に私の故郷です。


実家にいるときにあれば良かったのにと思いました。


今度、里帰りしたときにこの本を携行して出かけたいと思います。




いずれも電話で申し込むと定価+送料で郵送してくれます。


電話番号はこのブログではあえて書いていません。


書名で検索すればこの冊子の記事が出てきますのでそちらで調べて下さい。


私は2冊とも一昨日に手配して、来週初めには届く予定で楽しみにしています。




自分がリタイアしたらこのような地域に貢献できる冊子を作ってみたいと思っています。


20年以上先の話ですが・・・