さて親切な外人さんに教えられてお寺の裏山の道を進んで行きました。
何箇所かで立ち止まって景色を見たのですが一向に富士山は見えません。
外人さんの厚意を無にしてはいけないとどんどん先に進みました。
人が一人しか通れない岩場もあります。
鎖を伝わらないと先へ進めない道もあります。
おかしいと思いながらも前進あるのみです。
ついにはロッククライミングの名所まで来てしまいました。
なおも富士山は見えません。
さらに進むと下り坂です。
下っていくと磨崖仏がありました。
行く前にここにあることは知っていましたが、スーツ姿なので行けないだろうと思っていました。
しかしひょんなきっかけで着いてしまいました。
さすがにここで折り返しました。
来た道を戻ると展望台が見えました。
登ってみると富士山が見えました!
でも時間から考えてあの外人さんはここまでは来れないはずです。
腑に落ちぬまま神武寺へと戻りました。
同じ鎖の道を引きかえします。
すると前方に富士山の姿が・・・
またしても富士山の姿が・・・
きっとここで富士山を見たのでしょう。
お寺から10分くらいのところでした。
外人さんに一言「あなたのおかげで見えました。ありがとう。」と撮った富士山の写真を見せに行こうと足早にお寺に向かいました。
けれども外人さんの姿はありませんでした。
教えてもらってから50分の時間が過ぎていました。
険しい道でしたが無事にお寺まで戻って来れました。