今日は早起きして神奈川県逗子市にある神武寺に行きました。


煤払いという名の御開帳です。


本来は33年に1回の御開帳です。


土曜日が出ずっぱりだったので午前中は公休です。


午後は出勤なのでスーツ姿です。


京浜急行に神武寺という駅があるのですが、ここからの道は山道です。


横須賀線の東逗子駅からですと舗装された道です。


これならスーツに革靴でも大丈夫です。



お寺への道の途中に懐かしい名前の幼稚園がありました。


私の父の先生が顧問をしていた幼稚園です。


40年近く前にその顧問の先生と幼稚園の先生が自宅にいらして遊んでもらいました。


行くのは初めてですが懐かしいと思って行ってみました。


怪しい人間と思われたくないので、事務室に行ってこのような人間ですと中にいた先生に申し伝えました。


中には父の先生の絵が飾ってありました。


先生に「園長がまだ来ていないのですが、是非お会いしていただきたいので帰りにまたお寄り下さい。」と言われました。


私もお言葉に甘えて再訪する約束をしてお寺に向かいました。



神武寺には8時半に着きました。



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御開帳時間は9時~12時です。


すでに初老の外国人の夫婦がいて、日本語で挨拶をしてくれました。


とても人柄の良さそうな方々でした。




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薬師堂に行きましたがまだまだ時間があるので御開帳準備を眺めていました。



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御開帳15分前になって先ほどの外国人のご主人が「すみませ~ん」と言いながら私に近付いてきました。


天龍寺のときのようにまた自分たちの写真を撮ってくれという話だと思いました。


するとデジカメの画像を私に見せます。


そこには富士山の写真が移っていました。


「around the map」と言われたので、どうやら「裏の山道を行くとこのような景色が見られる。」ということでした。


私は親切な外人さんに「どうも、ありがとうございます。」とカタコトな日本語で挨拶をしてしまいました。


ここからが茨の道の始まりでした。