奈良の石位寺の前に行った場所を書き漏れていました。

30日の朝一番に行ったのが桜井市にある聖林寺です。

こちらの十一面観音様は超有名です。

9時ジャストに着きました。

受付にはカーテンがかかっています。

何度も大声で呼びましたが誰も出てきません。

仕方がないので誰に聞こえるわけではないですが「失礼します。」と言って本堂に入りました。

ジャーンと大きくて顔の真っ白なお地蔵さんが座っています。




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十一面観音様とコンビを組ませたら絶対にボケの方です。

ここのお地蔵さんはインパクトでは全国的にもかなり上位にいらっしゃいますね。

はてさて、階段を上って収蔵庫に行きました。

素晴らしい十一面観音様が目の前にいらっしゃいます。




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お姿は完璧で天平時代の人の技術力に驚かされます。

惜しむべきはガラス張りなのです。

ガラス1枚で息づかいが聞こえてこない感じがします。

でも小さなお寺では観音様に1日中付きっきりでいるわけにはいきません。


そこが難しいところです。



その後、飛鳥資料館に行きました。


「飛鳥遺珍」-のこされた至宝たち-展が開催中です。


スルっとKANSAIカードの割引券で入館できたので170円です。


ここは古墳資料が多くて、埋蔵文化財ばかりでちょっと退屈になってしまいました。


立体仏は法隆寺献納宝物くらいでした。



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こちらの如来立像の後ろに回るとお堂の壁にかけられるような穴が開いていました。


携帯のストラップになるなと考えてしまいました。


期待はずれでしたが170円なのでさほど損をした感じはしませんでした。



そして車で5分ほどの万葉文化館に向かいました。


こちらは「大飛鳥展」が開催中です。


あまり知られていないお寺からも仏像が出展されていて、まだまだ奈良は奥深いと感じました。


一番の目玉はなんといっても法隆寺夢違観音様です。




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法隆寺では九面観音様と共に自宅に持ち帰って念持仏にしたいです。


今にも話しかけてくれそうなお顔が大好きです。



その他岡寺の涅槃像が印象に残っています。


わざわざ預託中の東博から運んだようです。




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涅槃像なのでストレッチャーに載せられて黒い寝台車に乗っている姿を想像してしまいました。


そういえばブッダ展でも寝ていらっしゃいました。



この博物館は10時開館です。


ちょっと遅い気がしました。


開館ピッタリに訪ねたのですが、11時に石位寺に行かなければならなかったので時間が足りなかったような気がします。