空海展の後に東博の本館で開催されている運慶とその周辺の仏像展に向かいました。

毎年開催されている恒例の展覧会になっています。

空海展の平成館と本館との間に考古学の展示室があります。

何かおいしい匂いを感じて入ってみると見つけてしまいました。

みみずく土偶です。


もぐじのブログ


以前、土偶展に行った際にとても気に入ったものです。

なんかプリティーなのです。

携帯ストラップにしたらどんなに良いでしょう。


入ってすぐ右側の展示ケースの7番ですので時間がございましたら是非ともご覧になって下さい。



そして本館に入りました。

まずは1階11室の彫刻コーナーに行きました。

半年も訪ねなかったのでだいぶメンバーが代わっていました。

奥には渡海文殊様が家来を連れていらっしゃいました。

修理されたばかりでの特別展示です。

興福寺伝来だそうです。

安倍文殊院や金戒光明寺、西大寺にも同じような形式の文殊様がいらっしゃいますので訪ねてみては如何でしょうか?

そして本館2階14室の運慶展に行きました。

もう何回も見ている真如苑と栃木にある光得寺の大日如来様です。

今年初めに金沢文庫で開催された運慶展でも拝観しています。

真如苑の像は運慶作と判断されてすぐにオークションにかけられ、危うく日本からいなくなるところでした。

毎年、東博に避暑に来られる2体です。

運慶がもっと若い時期に製作した円成寺の像を見てしまうと物足りないかも知れません。

大きさもあるかも知れませんが。

そして20時の閉館時間近くになったので混んでいる上野公園とは反対側の鶯谷まで出て帰りました。