茅の輪熱ですっかり鳥取に行った話が途切れてしまいました。
伯耆一ノ宮の倭文神社を出てから本日のメインイベントの三徳山三仏寺へ向かいました。
7月17日(日)まで阿弥陀如来様の御開帳です。
30分はかかると思っていたのですが15分で着きました。
受付までの階段を上がっていくと見覚えのあるお顔が…
神戸在住のKさんでした。
Kさんとは待ち合わせもしないのによくお会いします。
とてもヘビーな秘仏マニアです。
以前、ご自分で作られた秘仏リストを戴いたことがあります。
どうやら日本一危険な国宝である三仏寺の投入堂まで行かれたようです。
「もぐじさんも行ってきなよ。」と勧められました。
雨が降ったり止んだりだったので危険だから止めるつもりでいました。
Kさんのお言葉とは裏腹に泥だらけの姿を見て更に行く気が失せました。
Kさんは温泉に入ってこれから神戸の自宅です。
私はこれから秘仏拝観と電車に乗って神戸、更に翌日は10箇所近く回るのです。
遠慮しておきました。
さて受付に御朱印帳を預けて本堂に向かおうとすると右の建物に御朱印の文字がありました。
受付とは違う中国観音霊場の御朱印です。
書き置きがあったので戴いてきました。
やがて進むとお堂の中から団体さんとご住職の姿を発見しました。
ご住職の説明をタダで聞きました。
水琴窟がご自慢のようでした。
観音様に水をかけるといい音が聞こえてきます。
自分一人でしたら見逃す(聞き逃す)ところでした。
本堂に行く前に宝物殿に行きました。
中には蔵王権現様がたくさんいらっしゃいました。
ジョン・トラボルタのサタデー・ナイト・フィーバー状態です。
本堂に行くと集合時刻10分前なのにご住職の法話が始まっていました。
歴史を話されたあとに檀家がないから貧乏なので、宝くじが当たったら寄付して下さいとの現実的なお話もありました。
般若心経を皆で唱和して、ご住職がたくさんの仏様の真言を唱えてから阿弥陀様の近くまで寄りました。
とてもあどけない純粋無垢な感じがしました。
やはり苦労して来た甲斐がありました。
国宝の投入堂は更に上にあります。