去年の夏、娘が家内の実家の人々と群馬に行ったときにボブスレーをしたことを聞きました。

それを聞いて無性にボブスレーがしたくなりました

明けても暮れてもボブスレーのことばかり考えていました。

死ぬ前に1回でいいからボブスレーをしたいとまで考え、悩み、苦しみました。

一昨日、諏訪大社の近くでどこか遊べる場所がないか探しました。

神社だけしか行かないと娘が怒ります。

インターネットで諏訪の隣にある岡谷市の公園の中にサマーボブスレーがあることをみつけました。

サマーボブスレーはアルミ製のすべり台を滑車のついたそりで走ります。

クールランニングの世界です。

娘に「今日は神社を4箇所お詣りしたあとにボブスレーをやるよ。」と恩着せがましく言ったところ「本当はパパがやりたいんでしょ」と言われ、見事に心の中を見透かされてしまいました。

いざ公園に着くと私の胸が高まりました。

チケットを買う時間さえ惜しまれます。

まずは娘と二人で前後に座り出発しました。

娘は口ばかりで結構怖がりです。

乗る前は初体験の私たちを鼻で笑うような感じでした。

ところが前に乗った娘はスピードが少しでも出るとすぐにブレーキをかけます。

そのような理由で1回目は満足のいく滑りができませんでした。

次に家内と娘が滑りました。

待っている私はイメージトレーニングをしていました。

次にまた娘と2人で滑った時には初回よりもいい滑りができました。

3回目、4回目は娘にブレーキを触らせずに、しかもカーブでは思い切り身体を傾けました。

自分でも満足のいく滑りでした。

もう、今生で思い残すことはありません。