まず腰に紐を付けられて、手錠をされました。

頭から着ていたスーツを被らされました。

手には手錠が見えないようにタオルを巻かれました。

そして「あなたには黙秘権があります。」と伝えられました。

黙っていると「お前は市橋達也を気取っているのか?」と言われ髪の毛を引っ張られました。

それでも黙っていると禁煙のはずの取調室なのに検察官がタバコを吸って私に煙を吹きかけました。

それでも私は黙っていました。

若い検察官が取調室を出たら入れ替わりに定年間近の検察官が入ってきました。

「お前もタバコ吸うか?」と言われてちょっとキツめのタバコを差し出されました。

有り難く頂戴するとライターで火まで付けてくれました。

そして「母さんが夜なべをして~」と歌い始めました。

「ふるさとの母さんは泣いているぞ」と言われました。

「母は78歳で心配性なのでどうか母には伝えないで下さい。」と泣きながら懇願しました。

するとカツ丼が出てきました。

お腹が減っていたので完食です。

それからは洗いざらい自供しました。










黙秘権以外はフィクションです。