8月8日から10日まで出雲大社から奈良へ行ってきました。
ちょっと古いけど忘れないうちにブログにしておこうと思いました。
「出雲大社で御開帳があるよ」と前にいた職場の人から連絡があったのが5月終わり。
出雲は遠いしなぁと躊躇しておりました。
でも「60年に一度」のことだと聞いて、次回は確実に(いや完全に)参拝できないな、と思い、行くことにしました。
せっかく、遠くまで行くのだから帰り道にどこかへ寄ろうと考えました。
とりあえず、前回出雲大社参拝のあとに寄れなかった鳥取の大山に寄ろうと、そして西国33観音の特別展をしている奈良博物館へ行こうと決めました。
出雲→大山はわかるけど、その後に奈良が頭に浮かぶのが私なのです。
出雲大社では朝から入場整理券を配るので、とりあえず新宿から夜行バスで行き、早朝出雲市駅に着くコースを考えました。
1ヶ月前に発売と思いネットでその日(7月8日)に申し込むとすでに満席。
よく見ると1ヶ月1日前からの発売でした。
横浜とか他のバス路線はないかと思い調べてみても関東から出雲は1路線のみ。
名古屋発、大阪発も満席。
お盆休みに入るからかー。
辛うじて京都始発の夜行バスを予約しました。
京都までは新幹線。
勘違いのせいで余計な出費。
うーん残念。
当日、17時半に退社したので新幹線に乗る20時過ぎまで時間がありました。
金曜日なので東京国立博物館が夜8時まで開館していると思い行ってみました。
「対決―巨匠たちの日本美術」という特別展をやっていました。
運慶VS快慶、等伯VS永徳など同時代の巨匠たちの作品を並列して展示するという今までにない企画で興味深く鑑賞できました。
またその日は真如苑がオークションで競り落とした運慶作の大日如来様が展示されているし、ミニ特別展で六波羅蜜寺の仏像もたくさんいらしていて、行って良かったと思いました。
ただこれから出雲に行くのに重い図録を買ってしまい、2日以上もリュックに背負うことを考えると前途多難です。
20時過ぎのひかり号(のぞみ号よりちょっと安い)で京都まで。
着いたのが23時ちょっと前でした。
新幹線の中でビールを飲んだおかげで、ほろ酔い気分で高速バスへ。
酔ったせいかいつもより早く寝付けました。
ところが、明け方4時頃目が覚めると、何故か床の上に・・・。
隣の座席の下に頭、自分の座席の下に足。
進行方向と90度違う向きで寝ていました。
隣が空いていたから良かったけど。
きっと気づいた人はいたと思いますが、変な人だからそっとしておいてあげようと思ったに違いありません。
その後、終点出雲市駅までずっと下を向いていました。
「バスでもシートベルトはつけましょう。」
そのときの教訓です。
出雲市駅に朝6:30に着きました。
7時前に出雲大社に行くバスは満員です。
このバスに乗るエネルギーはなく電車という手段もあるのでそう決めました。
ところが・・・
出雲大社に8時前に着くと300mはあろうかという長蛇の列。
特別参拝の整理券をもらう列でした。
今、日本で一番長い行列だろうと思いました。
30分並んでやっと手に出来たのが十時半に参拝の券。
うーんあと2時間。
ボーっとベンチに腰掛け、無為な時間を過ごしました。
②へ続く