私は学生の頃から仏像や庭に興味を持ち、京都、奈良、鎌倉のほとんどの有名なお寺を拝観してきました。そのうち、御朱印というものを知り、行く先々のお寺で貰うようになりました。
御朱印とは御朱印貼(または納経貼)というものに寺の名前、本尊名、日付等を墨書し宝印と呼ばれる印を押してもらうことです。御朱印をしてもらうと有難い気持ちにもなりますし、日付が入っているのでとてもいい記念になります。
お寺巡りのいいところは、先人の築いた文化、自然、思想に出会えることだと思います。たくさんの人間がかかわって今日のすがたになっていると思うと、「今日まで残してくれて有難う」という気持ちになります。また娘が生まれてから、目的のお寺のそばの動物園や水族館も調べて行くようになり、お寺以外にも新たな楽しみが増えました。
最近では、四国八十八箇所のような札所が各地にあり、そこを中心にお寺巡りをしたり、何十年ぶりのご開帳のお寺に行ったりと全国を飛び回っています。四国遍路は老後の楽しみにとっておこうと思います。 |
私が社内報に書いたものです。こんな気持ちでまわっています。