週末の話ですが、オースティン室内楽センターの「コルトマン室内楽コンクール」の準決勝と決勝ラウンドが開催されました。
昨年はコロナで、決勝出場グループが選出された後、コンテスト形式は中止され、録画されたビデオのストリームで「視聴者投票」のみが実施されたので、2年ぶりの実施となります。
(息子は6年前にこのコンクールに出ました。入賞は逃したけれどもね。)
1日目の準決勝と2日目の決勝、2日間行われるコンクール、会場はテキサス大学の音楽校。ホールのステージで繰り広げられるコンテストの演奏は、一般にも公開されていて観ることが可能。
というわけで1日目、出かけてみると大学内の駐車場が満員御礼。
入り口の係員をしている学生に話しかけてみると、「大きな陸上のイベント「テキサス・リレー」が行われていて、音楽校の隣のコンサートホールでミュージカルがあり、音楽校でコンサート(このコンクール)があるので、人が集まっているんです」との事。
なるほど。コロナで中止になっていたイベントが全て戻ってきて、コロナ前のような駐車場満杯状態も戻ってきたという事ですね。
駐車スポットを探してまで行かなきゃというほどでもなかったので、1日目はコンクール観戦はあきらめた。
テキサス大学を後にしドライブして回ると、オースティン内、道路はどこも混み合っている。
大きな野外公園ジルカーパークも、もの凄い賑わい。春のとても良い天候と、コロナの危険度の終息、そりゃ多くの人が出てくるのは驚きではない。
本当に、コロナが終わったと感じさせる風景が、オースティンの街中に溢れる。
さて2日目。決勝ラウンドは午前中に開催で、ミュージカルの開始時間前であり、余裕で駐車でき、無事に観戦。
いや~これが想像以上に高レベルな戦い。
どのグループもとても上手くて、会場に流れる生の素晴らしい音に感動。
演奏が終わったグループの中に、数人知っている子を見つけて少し言葉を交わして、結果発表は待たずに次の予定へ。
のちに結果をチェックして、息子が高校時にインターロッケン音楽キャンプで一緒にカルテットを組んだ子(彼女ともちょこっとお話できた)のグループが1位をとったのを確認。
おめでとう!
(コンクールのステッカーとオースティンのクラシック音楽専門FMラジオ局のステッカーを頂いてきた)
ポストコロナのオーステインの街と、春の気持ちよい天候。そして上質の室内楽の演奏。
キラキラ輝く、自然に微笑みたくなるような週末でした。
コロナは終息、ポストコロナの時期に突入したと言っていいのではないでしょうか、な、オースティン。