コロナウィルスの感染拡大が、日本より遅れて起こっている米国。
ここオースティンもついに「最低限生活に必要な要件以外は外出禁止」が出た。
マスク、手袋などといった医療用品が需要に追い付いていないようで、先週あたりから、あちこちで裁縫ボランティアがマスクを手作りして医療機関に寄付するというグループをいくつも見かけるようになった。
マスクといっても、布を縫って作ったものには、それだけではコロナウィルスからの保護になるわけではなく、作るマスクは中にフィルターが入れられるようにポケット仕様になっている。
中にフィルターを装着して使うか、もしくは医療用使い捨てマスク(N95)の上からこれを装着して実際のマスクの寿命を長くするかという「カバー」なのだ。
というわけで、私も作ってみた。
写真の白いのが、N95仕様のウィルス防護効果のあるマスク。趣味で金属を研磨する際に使うために持っていたのが、一つだけ手元に残っていたもの。今では売り切れで店頭から姿を消しているらしい。
手持ちのストック生地を使ったので、ジャズな柄になっているのは仕方ない。
アメリカでは、マスクをする人が日本のようにいるわけではないので、使わないとは思うけど、このジャズ柄は自分用にとっておこう。
使うとすれば、咳などの症状が出て疑わしい時に人々に移さないようにマスクをする場合になるのだろうから、使わずに済むことを祈るところです。