世界中で広がっているコロナウイルスが米国でも拡大し始め、ヨーロッパからの渡航禁止措置や学校、イベントの中止がここ数日で急速にスタンダードとなった。
息子のミシガン大学も、この先学年度の終わりまで登校禁止となり、その間の授業や期末試験はオンラインで受けることになる。
音楽専攻の息子の場合、リハ-サルやリサイタル等の演奏がすべて中止になるなど、大きな影響を受ける。
更に、多くの学生が集団生活する学寮は感染の危険が大きいということもあり、寮の学生は急な追い出しに合っている。
私の周囲はといえば、比較的のんびり感のあったオースティンも、木曜の夜に初めて2人の感染者が確認されて、急激に事態が変わったように感じる。(現在3名感染)
それまでも、スーパーでの買いだめは目についていたけれど、金曜日のスーパーは激込みでレジは長蛇の列。
トイレットペーパーをはじめ、パスタ、米、冷凍野菜などは完売し、店の棚はどこもとても淋しい状態となっていた。
残念ながら先月60歳の誕生日を迎えた私は、「ハイリスクの高齢者」の分類に入ってしまっている。
とりあえず、わが身を守るため、事態が長引いても最低限の外出にとどめられるよう、残り少ないスーパーの棚から掬い取るように保存のきく食糧などは確保した。
最近、飛行機でアリゾナへ旅行し、1400人以上が集まるコンファレンスに参加したので、まだ症状の出ていないまたは無症状ウィルス保持者が近辺にいた可能性はないではない。
と、考えすぎるとよくないので、予防はしても心配しすぎないようにしよう。
精神上、ちょっと助けになるのが、昨年秋からジョギングを再開し、
アリゾナ旅行の前、私の、VO2Maxなどから算出されるなど心肺機能のフィットネス年齢が25歳だったことだ。
免疫機能が大きなポイントではあるが、心肺機能を鍛えておいたことも、万一感染しても、それが体を救ってくれることを期待したい。
心肺機能を鍛えておいたから心配しすぎない。って、くだらないシャレ、か。。。