多分70年代のものと思われる腕時計。
風防と呼ばれる、表面のガラス部分がかなり傷付いており、リサイクルショップで処分される寸前と思われるところに出会い、引き取った。
ステンレスのブレスレット部分は、夫の研磨ツールを借りて磨き、傷だらけだったのを修復。
なかなか良い感じに輝きを取り戻した。
問題の風防部分。
パーツは通販で販売されており、そこでは交換方法まで親切に解説されている。
思い切って、自分で交換に挑戦することにした。
挑戦するなら、同時にもう一つ。
これも70年か80年代のものと思われるセイコー。
風防がかなり痛んでおり、ダイアモンドペーストで研磨してみたが、使用に耐えられるまで研磨するのは到底無理と諦めたシロモノ。
綺麗に仕上げられるか不安だったが、意外に簡単。
ブレスレット型のものは、もともとアクリルガラスだったのを、ミネラルガラスに、もう一つはセイコーのハードレックスと思われるガラスのを、サファイアクリスタルにグレードアップしてみた。
サファイアクリスタルは硬度が高いので傷が付きにくいとされており、このまま2度と交換しなくても済む事を祈りつつ使ってみた。
自分で行う風防交換、成功と言って良いでしょう。
写真の奥にあるのが、交換前の傷だらけのオリジナル。
時計のフェイスリフト術、終了。
「私、失敗しないので」などと言って見たい気分っす。
などと、突然腕時計の話などを書いていますが、今年の夏、古い腕時計のプチブームが始まった。
その'きっかけは、テキサス大学サンアントニオ校の地学教授のデジタル時計から始まる。
その話は追々、ここに書き留めておこう。