
本日のpatchは、ボーイスカウトのライフル射撃メリットバッジ。
Zzyzxサクソフォンカルテットが、今週テキサス大学にレクチャーにやって来る。
その一環で行われる「サックス・カルテット・マスタークラス」に、息子のカルテットも招待された。
Zzyzxメンバーの前で演奏し、指導を受けられるという、目がくらみそうなありがたい話。
そもそもZzyzxカルテットは、息子が2年前の夏にイーストマン音楽校のサマーキャンプに参加した際、そこで指導していたのが、ここのテナー奏者のエバンス氏であったということで、その存在を知った。
若くて都会的でなんとなくかわいいカルテット。
そうして知ったZzyzxの、アルト奏者のペイジ氏が、なんと今年度からテキサス大学の教授に就任。
その情報をいち早く知った息子は、ペイジ氏と友人だと言う別の教授に推薦をお願いし、ペイジ氏がオーステインに引っ越して来られたと同時にレッスンを受けられることになった。
今回の招待も、レッスン生として特別にいただいたご招待のようなもの。
演奏後、Zzyzxメンバーの一人ひとりから、指導コメント。

Zzyzxカルテットは、メンバーの4人が、インディアナ大学(ジェイコブス音楽院)の大学院に在籍中に結成されたカルテット。
現在は4人それぞれの職場でメインの仕事をしながら、こうして機会があるたびに集まって活動をする。

インディアナ大学のジェイコブス音学院は、つい10日前に息子が受験オーディションに出かけた大学。
学内ツアーの際など、「ここでZzyzxがリハーサルなどしてたのかも」などと考えると「聖地」のようにさえ思えたのだった。

Zzyzxから指導を受けられるという夢のような時間。
息子はなんてラッキーなのだろう。
昨年2014年は、サクソフォンの発明者アドルフ・サックスの生誕200年記念の年だった。
そんな記念の年にペイジ氏がテキサス大学に着任されたのは、サックスの神様からの息子への大きなプレゼントだったようにさえ思える。

マスタークラスが終わったあと写真を撮らせていただき、ペイジ教授に挨拶をした。
実は今までメールは交わしていながら、実際にお会いするのは始めて。
「やっとお会いできましたね」と笑顔で言われ、心中「そのせりふ、どこぞの作家が使ったような・・・」と思いながら、どうしても私の中にある印象が消えない。
ペイジ教授、とても人がいいと息子から聞いており、几帳面でまじめそうな振る舞いからも多分血液型A型なのだろうかなどと思ってしまうのだが、それより私にとっての印象と言うのが・・・中井貴一。
日本の俳優等誰も知らないくらいの息子にさえ使えない、私が勝手につけているニックネーム。
「あ、息子は今日中井貴一レッスン日か」などと。
中井教授、いや、ペイジ教授、本日は貴重なマスタークラス、ありがとうございました。