UILマーチング州大会 patch | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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本日のpatchは、UIL高校マーチング・テキサス州チャンピオン大会の記念patch。


いよいよ、息子の高校4年間のマーチングバンド人生最後のコンテスト日。
リージョンエリアと、地区大会を勝ち抜いてやってきた州大会。
会場は再びの、アラモドーム

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テキサス全州から集まる州大会進出校が、まず予選ラウンドの演技を行い、その中のトップ10校が夜の決勝ラウンドに進める。
この大会は、学校の規模別にカテゴリーが分かれており、カテゴリー毎に隔年の開催になる。
息子の学校の場合、学校サイズ(生徒数)が最も多い「6A」というカテゴリー。
前回の2012年は、決勝ラウンドに進出し、テキサス州で7位という結果を残している

週末の、別の大きな大会で決勝ラウンド進出したこともあり、なんとなく「決勝は行けるよ」という空気が漂う中、まずは予選のパフォーマンス。

今日は引率でないので、スタジアムの観客席からの観戦。
一階は混んでおり、上の方から観戦したかったので階段を登ると、2階はドアが閉じられており「クラブフロア」のされている。
一応ドアを開けてみると、警備もしくは案内係りの方が3名、一斉に私の方を注目。
あ、やっぱりここは関係者用のフロアだなと思いつつ、覗いてしまったので一応「ここは関係者のみ、ですよね?」と尋ねてみた。
女性の係員の方が「いえ、今日はどこでも皆さん使っていただいていいのよ。プレスボックス以外はどこでもお好きにそうぞ。」と丁寧に案内していただき、2階席におちつく。

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陣取った席は、前列にライブ中継でコンテストブログを送信し続けている方がおり、その方とチームなのか、複数の方々がiPADで写真やビデオを記録しているという席。
ふふふ、面白い席を見つけたわ、と喜んだのもつかの間。
ブロガーグループの他に、傍に赤ちゃん連れの家族が陣取っており、なんでも朝1からずっと観戦中らしく、大きなトートバッグにスナックの山でピクニック気分。
その赤ちゃん連れの傍には、初老のご夫婦が観戦されており、その方がずっと咳き込んでおられる。
仕方ないけれど、赤ちゃんをあやす声、咳き込む音。どうも州大会の緊張感で観戦の緊張が損なわれる。
まあ、いいや、予選だけはここで、と観戦。

予選パフォーマンスが終わったところで、今日も引率ボランティアされている父母の方々に声をかけたら、「バスの席が開いているから、ランチまで一緒に移動してもかまわないよ」と誘っていただいたので、バンド生徒たちに合流しランチへ向かうことにした。
が、バスの1台が動かなくなり、結局、高校バンド生徒総勢200名以上と引率父母25名ほどの大名行列は徒歩でランチへ向かうことに。
アマモドームからサンアントニオのダウンタウンまで、結構歩き、到着したカジュアルレストラン。

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250名ほどが全員入るだけで時間がかかるので、「予約が大目だから多分余るから一緒にいいよ」と言われていたのを、申し訳ないが、徒歩帰路の生徒の安全確保に合流まで別行動させてもらった。
250名がレストランに入り席に着き食べ終わるまで、別行動でランチをさっさと済ませ、目と鼻の先だったアラモ砦の見学までできちゃったのだ。

会場までの帰路を再びバンドと共に歩いたあと、予選ラウンドの結果発表に備え、再びスタジアムへ。
2階席の別のエリアに陣取ろうかと、再び2階のクラブラウンジへ。
窓の外は、満杯になった駐車場と、その隙間でウォーミングアップに余念のないバンド生徒たちの群れが見渡せる。

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午前に説明してくださった案内係の女性が「戻ってきたわね」と声をかけてくださり、しばし話し込んでいるうち、どうもこの方、昨年か一昨年もここでお会いした方に思えてきた。
昨年はここで同じ仕事をされていたという事だが、はっきりと同じ方とはいえない。それでも「もしかしたら昨年も会ってたかも」で盛り上がり、一緒に自撮りセルフィー写真撮影も。
席につくので別れる際に「また来年、ここでお会いしましょう」と笑顔で別れた。
そのあと気がついた。
息子、今年で高校卒業だから、私には来年がないのだった。

そして予選の結果発表。
10校がコマを進める決勝ラウンド、息子たちの学校は11位で惜しくも進出ならず。

信じられない気分で、会場を後にする。
これで、今年のマーチングコンテスト、息子の4年間の高校マーチングのコンテストは終了した。

予想していたより早く会場を後にする事になった時間、なんと大雨。
高速道路を走ると、車線の区分ラインが見えないうえ、フロントガラスにバケツでぶっ掛けられたように雨がドバドバとたたきつける。まるでプールの中を運転しているかのような、すごい状態。怖い~。

最後のコンテストで決勝を逃した、などというセンチな気分になる隙もなく、中央車線を走るトラックの後ろにつき、前を走るトラックのテールライトを頼りに斜線確認しながら大雨の高速をひた走る。

こうして、私にとっても最後のマーチングのコンテスト応援観戦が終わった。