
本日のpatchもサッカーもので、ジャック・ウォルシュ・メモリアルサッカーのpatch。
父が亡くなった時、息をひきとったと理解していてもまだ諦め切れていない部分が心のどこかにあった。
いや、まだ奇跡のように目覚めるのではないか。
そういう、まずありえない希望が諦めに変わったのは、荼毘に伏された骨を拾ったときだった。
「ああ、もう本当に逝ってしまった」
隣にいた叔母も同じ思いだったのかもしれない。叔母がその場でつぶやいた一言が何だったかは思い出せないが、ああ、同じように感じているのかもしれないと思った。
義母の場合、私が到着する以前に、医大に運ばれていってしまったので、そのようなお別れができなかった。
つい、義母がまだどこかにいるように思える。
そういえば、医大に献体されたあと、なにかしらに利用されるのはわかるが、その後はどうなるのだろうとふと疑問に思った。
書類に同意承認のサインをした夫に尋ねると、医大で荼毘に伏され、遺灰が夫当てに送られてくるのだそうだ。
ただ、いつになるのかは状況次第で、2ヶ月から2年とされている。
2年・・・
場合に寄っては、義母の「体」は、2年間医大に滞在することになる。
義母は医大の「レジデンス」(居住人と言う意味だが、医学生がインターンのあとにレジデンシーになるのにかけている)になっているのだ。
さて、私自身は、いつまでも義父のそばにいてもキリがない。
ある時点で、一人で過ごしていく背中を押さねばならない。
ということで、夫をまだおいたまま、私は先に明日オースティンに戻ることにした。
最後の夜となるディナーも、義父母の友人宅でにぎやかな集まり。
なんだかずっと外食かお呼ばれだったため、太ったぞ・・・・。