ミシガン州 pin | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

<夫の実家に帰省その他でバタバタしており、ブログをお休みしていました。これは過去日記メモ的に、遡って書いています。7/5記>


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本日のpatchは「本日のピンズ」に戻って、ミシガン州のピン。


早朝、バッファローからミシガン州へ。

息子の参加するインターロケンのキャンプは、様々なプログラムが1~6週間設けられている。
息子はその中で、最も長く、最初から最後まで7週間の滞在。その7週間は、最初の1週間がサックス集中講座、残りの6週間が高校吹奏楽キャンプ、という2つのプログラム分かれる。

今日はその最初のサックス講座の最終日。
1週間学んできた、生徒発表会のリサイタルがある。

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早朝ミシガン州へ飛び、午後のリサイタルを観、今日のクラスが全て終了したあと、一旦息子をキャンプからチェックアウト。
今夜はホテル泊で、明日早朝の便で2人でバッファローに向かうという予定。


さてこの1週間のサックス集中講座、参加生徒は16名で、メインは全員でのアンサンブルと4人ずつ4つに分けられたカルテットでの室内楽。
その割り振りは、初日のオーディションで決められる。
息子はトップ・カルテットのバリトンサックス担当に割り振られた。
トップのカルテット入りはしたものの、バリトンは希望ではなかったし、バリトンということはオーディションで4番だったのかと、いささか意気消沈した様子だった息子。
しかし、授業で教授が「私たちのカルテットでは、バリトンは2番目に上手い人が担当する事にしています」と言及したのを聞いてから「じゃあ僕はオーディションで2番だったという事?」と、気を良くしたらしい。

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今日のリサイタルは、最初に全員でアンサンブル演奏、続いてカルテットが順番に登場。そして教授陣も加えた全員での演奏でフィナーレ。

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息子たちのカルテットは、4つのカルテットのうち最後に登場する。
が、その前に、マスタークラスでの演奏を基準に、3名だけが選ばれてソロ演奏を発表。
その3名に息子も選ばれた。

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観に来て良かった。
途中で一箇所、音を大きくはずしたものの(テキサスと違って湿度が低い分リードが硬くなってキツイんだそう)、まあ、なかなかの出来。
というか、サックス伴奏を得意とするピアニストの演奏が上手い。




カルテットも、登場した4つのうち、やっぱりトップらしい安定した演奏。

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この4人での演奏は、友人と組んでいるカルテットとはまた違った、質の高い合奏が出来てすごく楽しかったらしい。




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リサイタルが終わったあと、クラスが全て終わるまでの待ち時間、オフィスを廻って奔走。
まず、本来のチェックアウト時間外にキャンプを出るので、シャトルバスで送ってもらえるかをダメもとで尋ねてみるのと、7週間分の荷物を詰め込んだスーツケースをキャンプに置いたままに出来るかの確認。
今日までの1週間と続く6週間、異なるプログラムなので、宿泊するキャビンも移動になる。
移送先のキャビンに置ける、いや高校男子キャビンの本部に置くことになる・・・たらいまわし的に回答もころころ変わる。
ようやく最終的に、「全てのクラスが終了する時間に、今のキャビンに向かえを送ります。荷物も載せて次の6週間滞在する高校男子キャビンまで移動。そこでスーツケースを降ろし、そのままお2人をホテルまでお送りします。」
結局、荷物は置いておけて、更に送迎のシャトルまで用意していただけた。

そのシャトル、運転してくださる方が長年このキャンプのスタッフをされている方で、他のスタッフの事やら音楽のことにも詳しい。
更に息子さんがオースティン在住で、教え子の一人が息子の学校の数学の先生という偶然も。
ホテルまでの道すがら、息子と音楽談義が楽しそうに盛り上がっている。
ホテルに到着しお礼を述べると、「バッファローから戻ったとき、空港からのシャトルが見当たらなかったら僕に電話して」と名刺を頂いた。
いただいてビックリ。
その方、全米音楽教育協会の会長さんだった。
どうやら本来は、キャンプに教えにやって来る大学教授やらゲストアーティストのVIP送迎を担当されているらしい。
そんな方にわざわざお送りいただいて恐縮ではあるが、本当に助かった。

ホテル到着後、再び先週寄ったピザ屋で夕食。
明日は早朝の便なので、早めに休むことにしよう。

そう思ったものの、息子は「貰ったプリント、読むだけでもものすごくためになる」と、興奮冷めやらずな真剣になにやら熟読。

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キャンプ、有意義で楽しく刺激になったようでなにより。

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