WLマーチング2012 patch | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

Wpatch118

本日のpatchは、昨日の2011年バージョンに続き、ウエストレイク・マーチングフェスティバルの2012年バージョン。


「オオカミが来たぞ!」と騒ぎすぎたため、実際にオオカミが来たときに誰も信じずに助けにこないという、誰もが知っているであろうお話
今回、その逆パターンで動揺。

2週間前、義父から電話があった。義母の調子がすぐれないらしい。
化学療法を受けていたけど、弱まってきたので療法を中止して様子をみている」
4年半前に子宮ガンの手術を受けた義母。化学療法は最初の少しだけで完了したと聞いていたのに、その後何度か「化学療法を受けていて・・・」と何かの折に知らされることがあった。
なんとなく、ずっと、経過の一部始終を聞かされていない、過小報告感は感じていた。
今回もそうで「何?また化学療法受けてたの?」とまずそこで驚かされた。

その後、「体力が落ちているみたいなので検査入院」「MRIを撮ったが異常はない」「よくなってきている」と、原因はわからないが体力が落ちているので入院しているような話だった。
夫が病院の本人に電話すると「腕が疲れて電話を持っていられないから後で折り返しするね」と電話を切られたらしい。

それが先日「話がうまく話せない」というのが加わった。
それって・・・?と思ったが、言葉に出して夫に言うのをためらった。
心配ながら、義父は「大丈夫」「よくなってきてる」としか言わない。

昨日、また電話を入れた夫に、義父が言った。「また脳梗塞が起こったらしくて・・」
「また、ってどういうこと?」「ああ、言っていなかったかも知れないけど・・・」
夫はあわてて従姉妹に電話してみた。それでわかったのは、化学療法とかなんちゃらという話はどうも違っていて、義母は2週間ほど前に脳梗塞で救急車で搬送されており、その後も何度か脳梗塞をシリーズで起こしてきたらしいのだ。
従姉妹の話を聞き、叔母さんにも電話してみて、どうも私たちが聞かされていたのは、ちょっと事実と違うと確信。

従姉妹と叔母の話を聞いた後、今朝、夫は再度義父に電話。
義父が言った。「ちょっと、ダメかも。」
あれだけ「大丈夫」「よくなっている」といい続けてきた義父が、初めてネガティブな一言をつぶやいた。そのインパクトは大きい。
あれだけ気丈だった人がそういうなら、それはヤバい。

急いで今日の飛行機便を予約し、夫を空港まで送り届けた。
まだ、医師が「家族を呼べ」と言っているわけではないので、夫だけを向かわせる。
(もともと、来週には夫の実家に寄る予定になっていたので、私はその予定のまま。)
涙目の夫を助手席に乗せ、祈る気持ちで空港に向かう。

きっと大丈夫。義母は強い人だ。
人が行き交うあわただしい空港で、夫の背中を見送った。