高校ジャズコンサート2014 T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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本日のpatchは「本日のTシャツ」に戻って、息子の高校ジャズバンドのコンサート記念Tシャツ。


息子の高校のジャズバンドの春コンサート。
このコンサートは、年度末にその年のシメとして、プロジャズアーティストをゲストに向かえ、チケット販売も行われるジャズバンドの一大イベント。

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今年はオースティンでミュージシャンとしてのみならず、アーティストたちのブッキングの仕事もされているというトロンボーン奏者マイケル・モディカイ。
ジャズ生徒たちは昨日クリニックも受けており、演奏に関してはもちろんのこと、「音楽関連のプロとして、何をすれば良い収入が期待できるか」などといった現実的なためになるアドバイスをいただいたようだ。

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そして今日のコンサート。
人生、皮肉と言うかなんというか・・・

過去2年のこのコンサート、息子はソロがほぼ皆無だった。
サックスは上手い先輩がおり、下級生の息子にはソロが回ってこない。
他の楽器の同級生はソロを受け持ってきた中、ちょっと悔しい。
そんな先輩たちも卒業して行き、今年は息子はテナー第1チェア。
今日のコンサートでは、丸1曲息子がスポットライトという演目がある。
もしかしたら、こんな花形スポットライトを浴びてジャズ演奏するのも、コレが最初で最後かもしれない。
そんなチャンスをいただいた今年の息子。
実のところ、この5月中にコンサート2つ、コンテスト3つ、オーディション3つの準備があり、しかも州統一テスト、APテスト、期末テスト、そしてSATとテスト月間でもある。
大きなスポットライトが周ってきたというのに、「その準備だけに時間をかけていられない」のが現状。

よくあることだ。
時間があり、手をこまねいてウェルカムで待ち焦がれている時にはやってこないものが、忙しくてそれだけに集中できないときにやってくる。

それでも「前回のコンテスト演奏よりは良くなっている」と自信を持って出かけて行った。
そしていよいよコンサートの開幕。

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息子の学校には2つのジャズバンドがあり、息子が所属する第1の方は1年を通して授業時間をとって活動する。外部コンテストやイベントでの演奏要請に出かけていくのもこちらのバンド。
もう一つは、半年のみ放課後に練習する第2バンド。
今回のコンサートは、この2つのバンドが7:3で10曲演奏。

さてその中の1曲、息子がフィーチャーされセンターでスポットライトを浴びる「ボディ&ソウル」の番がやってきた。

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出だしの音で「えっ、もしかしてリードのセッテイング失敗してる?」と私には聴こえる。

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ジャズには同じ演奏は2度とないと言われるように、息子の演奏、前回のコンテストで聴いたバージョンとガラリと全く違う。

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親としては「失敗しないか」と手に汗握るハラハラな時間。
なんとか演奏は終わった。
う~ん、前回のほうが良かったような・・・
(後でそう感想を述べると、息子自身は「今回の方が良かった。ジャズだよ、スイングしてなきゃ」なのだそうだ)




アットホームな雰囲気で、コンサートは無事終了。

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ロビーで、客席で観てくれていた友人たちに合流する瞬間が、やっぱり一番良い笑顔。

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コンサートの打ち上げは、ホームパーティー。
1年のジャズバンド活動もこれでほぼ終了。
ドラム、ギター、ベース、ピアノ、サックス1、トロンボーン2、トランペット1の計8名の12年生が、高校ジャズバンド活動に終わりを告げ卒業して行く。残るのは8名。半数が入れ替わることになるわけだ。
にぎやかなパーティーの中で、それだけが淋しい。

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