
本日のガラクタは、セイント・ジョージ・セイリングクラブのメンバータグ、その2。
息子がティーンという事で、ニュースの見出しに「ティーン」が含まれていると、気になる。
そんな「ティーン」なキーワードでひっかかり、最近読んだ2つの記事。
ちょっとした事が、米国ではとんでもない結果になりかねないと、怖いような現実。
一つは、全国的メディアにも取り上げられた19歳のゲーマーの現実。
オースティンの(実際にはオースティンの隣市に住んでいたらしい)19歳の男性が、ネットゲームでなじられたのにカッとなって、「今から銃を持って幼稚園を襲い、やつらの心臓を食ってやる」とコメント。
その後には「LOL」「JK(冗談だよ)」と付け加えたにもかかわらず、それを読んだ人がぐーグルで彼の住所を調べると、実際に近所に幼稚園が存在。
これが、サンディフックの乱射事件の記憶がまだ鮮明な時期だったため、警察に通報され、ゲーマー君はテロ防止の法により逮捕。
テロ法は重罪で、保釈金が約5000万円と設定されたため、彼は何ヶ月も留置されたまま。
結局、全国メディアが取り上げた後、匿名で5000万円の寄付があり、ようやくゲーマー君は保釈。
逮捕後も、彼の家からは銃など発見されていないことから、ただの冗談コメントだった確率は高い。
だとしたら、勢いで一言言った冗談のおかげで、この現実は、怖い。
もう一つは、これもオースティンの隣市でのこと。
ティーンの息子が自殺するとナイフを手に消えたので、母親が警察に電話。
捜索した警官が、デバ包丁を手にした少年を発見。
そこで、少年がナイフを手放さずに警官に向かってきたということで、警官は少年を射殺。
自殺願望の息子を助けてくれと電話したのであろう母親の思いは、あっさり逆の結果に。
手を撃つとか、足を撃つとか、そういう対処はできなかったのであろうか?
一時の衝動で行動すると、結果がえらいことになりかねない。
なんだか怖いアメリカ。
BGM「淋しい熱帯魚」Wink
♪私の思いをジョークにしないで