
本日のガラクタは、ノースウエスト航空のフライトバッジ。

昨日ヨーロッパから帰ってきた息子。
さっそく今日はサックスのリハ。
とはいっても、学校のバンドなどといったものではない。
今週、アメリカの独立記念日がやって来る。
その独立記念日に、隣の市で行われるパレードにホーンセクションとして参加するのだ。
同級生のバンド仲間A君がその市に住んでおり、A君が声を掛け、学校のバンド仲間10人ほどが集まり即席パレードバンドとして参加する事になったという訳。
今日はA君宅に集まってリハ。
子供たちが屋外でリハする間、子供が夏休みでしばらく顔を合わせなかった親たちは、屋内で雑談。
と・・・
庭から聞こえてくるリハの曲は・・・
「アルプス一万尺」
息子がアルプスでハイキングしてきたので、おかえりなさいの歓迎?
なわけない、か。
音合わせリハを済ませたあと、子供たちはパレードの責任者宅へ。
オーディション、とまではいかないけれども、市のイベント。
それなりの質が要求される。
責任者の方が「じゃあ、愛国的なのを1曲やって見せて」というので、彼らが披露したのは・・・
やっぱり「アルプス一万尺」

???
そんな、まだ「アルプス」から離れられない私の耳に流れてきたのは、隣で見ていた父母が曲に合わせて歌う歌詞。
あ、ヤンキー・ドゥードル!
やっと、この曲がヤンキー・ドゥードルであることに気がついた。
もともとがヤンキー・ドゥードルであったのが、日本で全く意味の異なる歌詞で替え歌「アルプス一万尺」になったのだそうだ。
しかも、この唄の「アルプス」は日本アルプスの事だというから、驚き。
ずっと「アルペン踊りを踊る」のは、ヨーロッパのアルプス高原をイメージしてきた私は、まったく違っていたことになる。
しかも元をたどれば、アメリカの愛国ソング。
そうなのか。
でもなあ・・
やっぱり私には、アルプス一万尺なんだよなあ~