
オースティン最大規模の10km大会、CAP10K。
オースティンに引っ越してきて11年。
毎年エントリーしてきたこの大会、家族3人共で参加したのが4回、夫と息子は別のイベントがあり私一人参加したのが4回、夫一人で参加したのが1回、ウチから誰も参加しなかったのが1回。
そして今年は夫と私が参加という組み合わせ。
夫と一緒に出かけるのはいいのだけれど、夫はギリギリ到着で時間を計算する人。
私なら、道路状態や駐車場の空きや着いてから余裕な待ち時間を計算して、かなり早く現地入りするのだけれど・・・
で、スタート地点にたどり着いたときには、すでにレースはスタートしたあと。
とはいっても2万人以上が参加するこの大会。
スタートラインからずっと後方では、まだランナーが動けずに待機状態。

ベビージョガーを押して走る人々や、ハナから10km全て歩くつもりらしいと見受けられる人々が、真剣にタイムを競う早いランナーの邪魔にならないよう、この後部からのスタートグループを形成する。
ま、ちょうどいいや。
今日はFUN RUN、朝のジョギングのつもりでゆっくり行きましょう~。
ゆっくりと走るオースティンの街並み。
まだ小さい息子とこの大会を走ったときの思い出がコース上に落ちているだけでなく、コース上に過ぎていく景色に「この博物館にも来たなあ~」「ここラクロスの応援に来たなあ」「ここはコンサートに来た」「この道、超寒かったフルマラソンのコースだったなあ、辛い思いで走ったよなあ」・・・などなど、過去の思い出が走馬灯。
オースティンに引っ越してきて10年が過ぎた。
その間に、この街のあちこちに想い出が重ねられてきたのだなあと実感。
天気はどんよりとした曇りではあったけれど、日曜の朝、2万人のランナーと一緒に走るのはやっぱり気持ち良い。
こんな朝を体感するため、毎年この大会にエントリーしつづけてしまうのだ。
想い出を再訪しながら走る10km。
ゴール地点では、先にゴールした夫が待っていた。
「快適な日曜の朝の過ごし方」
そんな小説が書けるほどではないにしろ、今日の10kmも、また小さな思い出として重ねられていくのだろう。
本日のピニーは「本日のTシャツ」に戻って、この大会参加記念Tシャツ。
なんだか今年のデザインは、いつもよりあか抜けた感じかな?
毎年デザインに「マストアイテム」だったアルマジロのイラストが消えたからだろうか?
(背中側に、まだいるけれど、アルマジロ)
BGM「幸福な朝食退屈な夕食」斉藤和義
♪今歩いているこの道が いつか懐かしくなればいい