高校アスレティック T | 今日もTシャツ@TEXAS

今日もTシャツ@TEXAS

コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

今日もTシャツ@TEXAS-t-89

「自分は見えない者に守られ、助けられている」と感じる。
例えば、昔日比谷線で脱線事故が起きたとき。
事故車両に乗ろうと思ったのに、なぜか足が止まらず別車両に乗り合わせて無事だった。
そんな「助けられている」と、今日も思った。


プレイオフで勝ち続ける息子の高校のアメフト。
あと3つ勝てば、栄光の州チャンピオン!という、今日は準々決勝。

ここまでも「負けたらシーズン最後だし・・・」と試合観戦に出かけてきて、「今週は良いや」と出かけなければそこで終わりそうにも思え、今日もいざ応援へ。
(息子はバンド参加なので学校集合で先に出発している。)

試合会場は今日も、WACO
12月とは思えない暑さの中を、とばすぜハイウェイ約2時間。

今日もTシャツ@TEXAS-pw3

準々決勝だけあって、双方応援席も熱が入る。
相手チームは「ブブゼラ」のような音を鳴らし続け、正直うるさすぎ。

今日もTシャツ@TEXAS-pw2

そんな試合も、見事な戦いぶりで、勝利。
準決勝にコマを進めた。

今日もTシャツ@TEXAS-pw1




「助けられている」と冒頭に書いたのは、試合に勝ったことではない。

イェーイな気分で、またまたハイウェイを2時間ほどとばし帰路。

もうすぐ息子を迎えに行く高校という、土地勘のあるところまで来て、ハイウェイの右肩で警官がスピード違反らしき車を止めているのが見えた。
その横を通り過ぎるのに減速した瞬間、ガタガタガタとノイズが始まり、車の異常を感じたので、左の路肩に緊急停車した。
停まってみれば、ゴムが焼けたような匂いもする。

ちょうど右肩に違反切符を切られている車とライトを点滅させたパトカーが止まり、2車線を挟んだ左肩に私の車がハザード出して停まっている図。
時刻は既に陽が落ち真っ暗な夜7時半。
夫に電話したが、出ない。(時差ボケで寝ているのであろう)

違反仕事を終えた警官が、ライトを点滅させたままのパトカーを私の車の後ろに移動させてきた。
「どうかしましたか?」と尋ねられたので、「車の異常が起きたようなのですが」と答えると、「ああ、タイヤがバーストしてますね」と。

今日もTシャツ@TEXAS-bst
(夜の真っ暗な路肩だったので、これは翌日撮った写真)

ジャッキありますか?」と言われ、そんなものないわ~と思いながら、促されるままトランクを開けると、あら、そんなところにジャッキがあったのね!。
ジャッキがトランクに隠されていることすら知らなかった私が、タイヤ交換できるはずもない。
なすすべもない私が突っ立っている横で、ジャッキを車体を上げ、破裂したタイヤを取り除き、緊急時スペアタイヤを装着してくださる警官さん。

その間に息子から電話が入り「向かえに来てないの?今どこよ」「行けないから同方向の誰かを探して乗せて帰ってもらって」という会話や、息子を乗せてくれるという方から「そちらに向かいましょうか?」という電話やの合間に掛け続けた電話でようやく夫がつかまった。

夫が現場に到着する直前に「タイヤを取替えできましたが空気が入っていませんね」という結論が出されており、到着した夫はUターンで家に空気コンプレッサーを取りに戻る。
コンプレッサーを待つ約30分。
「ライトつけっぱなしだとバッテリーが上がるから消してください。われわれが後ろでパトカーのライト点滅させておきますから。」
警官たちは「暑いので」とパトカー車内で待ち、私は乗ってしまうとジャッキがスライドするので車外で立ち尽くす。

ようやくコンプレッサーが届き、緊急タイヤで何とか車は走れる状態になった。
ああ、良かった。
親切な警官さんには、本当に感謝。
こんなタイヤ交換に1時間強巻き込まれてしまって申し訳ない所在ではあるが。

今日もTシャツ@TEXAS-str
(これも翌日明るくなって撮った写真。実は、自分の車にこんな緊急臨時スペアタイヤが隠されて積まれていることすら知らなかった。。。これからはタイヤ交換くらいできるようにしておかなきゃ・・・ね)

がしかし、つくづく思ってしまった。
「見えない者に助けられている」

このタイヤのバースト、いつどこで起こっていてもおかしくなかった。
往路、復路、どちらにせよ、2時間ほど離れた場所で起こっていたかも。
時速80マイル(時速128km)でI35ハイウェイを走行中に起こっていたかも。(コントロール失って事故、もありえた)
それが、家からそう遠くもない場所で、パトカーの真横でバーン!したわけで、まるで「ここで起こってはいけない!ここじゃない!」と必死に持ちこたえてきたのが「ここだ!」と助けの真横を選んだかのよう。

そういえばこの車、今まで運転してきた中で、このようなトラブルを起こしたのは2度目。
1度目は半年前にエンストを起こしたものだったが、それも息子を学校に送っていくのに、ちょうど高校の門にたどり着いた場所でエンストを起こした。
まるで送迎の用件が達成するまで持ちこたえて力尽きたように。

忠誠心あふれる車。
そして、それを動かすのは、目には見えない、私をいつも守ってくれている者。
いつも守られている。助けられている。
ありがたい。


本日のピンズも「本日のTシャツ」に戻って、昨日アメフトのチケットを買いに寄ったついでに買ってしまった、高校アスリート用ドライ素材の長袖Tシャツ。


BGM「Get Wild」TMネットワーク
♪アスファルト タイヤを切りつけながら暗闇走り抜ける