
今週火曜日、マーチングシーズン最後のコンテストである州大会を有終の美で「良いシーズンだったねえ~」と締めくくった息子の学校バンド。
そう、あの大きな州大会がクライマックスで、全力で燃え尽きた。
客席から見てきた私ですら、燃え尽きた感があったのだから、子供たちにすれば尚更にだろう。
実際にはマーチングは、アメフト試合でのパフォーマンスがあるので、アメフトが続く限り完全には終了しない。
そして今日はそのアメフトのシーズン最終戦。(すでにプレーオフ進出が決まっているので、最低でもう1戦、来週も続く)
燃え尽きたバンド生徒たち、「州大会で全力で行った最高のパフォーマンスを最後にしたい」と、今シーズン行ってきたショーを「引退」させることを決定。
今日のアメフト試合では、後半を部分的に演じるにとどめることにした。
(来週のプレーオフには別のパフォーマンスをすることが最初から決まっている)
「最高のパフォーマンスで最後を飾る」、子供たちがそれだけ全力投球してきたという事で、良い話だと、ちょっと感動。
そんな、燃え尽きたあとのオマケのような、今日のアメフト試合でのマーチング。
息子は不参加。
学校を早退し、飛行機で一っ飛び。
夫のいとこの結婚式に向かうのだ。
夜、ホテルに到着すると、友人から「アメフトのパフォーマンスの話聞いた?」とメッセージを着たという。何か起こったらしい。
息子が友人たちに「何があったの~?」とメッセージを送りまくり、ようやくわかった話は・・・
オマケのようなハーフタイムショー、子供たちが自発的に遊び心を発揮。
本来の担当楽器を他の子とチェンジしたり、わざとよろけてみたりしたらしい。
燃え尽き感でハメをはずした子供たちに、先生は怒り心頭。
楽器の持ち替えはともかく、わざとつまづいて見せた子は、明日参加予定だったオーディションへの参加禁止処分。
もし息子がいたら、きっと楽器の交換ぐらいは参加していただろうなあ~。
君子危うきに近寄らず・・・ちょっと違うか。
まあ、もしかしたら今日のマーチングに欠席していたのは、安全だったのかもしれない。
息子にしてみれば、「面白い場に居合わせられなかった」のは残念だったのだろうけれど。
本日のピンズは、オーストラリアのピン。
いや、結婚式のために飛んで来たのはオーストラリアではない。
アメリカ北東部のバーモント州でございます。
BGM「Cry for You」嵐
♪燃え尽きるまで