
私が、ネット通販で始めて利用する店をチェックするポイント。
連絡先がメール送信フォームだけでなく、ちゃんと住所や電話番号が記載されていること。
ネット通販専門店でなく、実際に販売店舗を構えていれば、なお安心。
夫の誕生日用に作りたいものがあって、生地をネット購入した。
見つけた柄を扱っている店は、今まで利用したことが無い店。
それでも上記のチェック項目はパスしたうえに、amazonを通して販売もしているので、信用できると判断した。
規定の金額以上で送料無料になるので、メインの夫用生地の他、ついでにスポーツ用ネット地のネイビーとロイヤルブルーも注文。
それが届いてみると・・・

あれ?ネット地、どちらも濃い青?
取り出してよく見てみると、夫用プリント柄生地と、ネイビーはちゃんとしたラベルが付いていて、間違いはない。
問題のロイヤルであるべきものは、手書きのラベルが付いているだけで、サイズも注文した3ヤードでなく1ヤード強。そしてもちろん、ロイヤルブルーではない。
更によく見ると、手書きのラベルの商品番号は、ネイビーのものと同じ番号。
ガッカリして、すぐに届いた品が間違っている旨、メールした。
メールを送信した瞬間、ふと思いついて、この店の評判をググッてみたら・・・
なんと!
見つかったのは、苦情のコメントの数々。
その内容を見ていると、オーダーしたものが延々とどかないとか、注文したのと違う商品ばかりが届いた、勝手にキャンセルされた、カスタマーサービスに電話したら1時間近く待たされた等等・・・
つい苦笑してしまった1件は、「生地を1ヤード(36インチ)注文したら、10インチのハギレ、5インチのハギレ、15インチのハギレ、の3点が届いた」というもの。
言うまでもなく、ヤード買いする生地は1枚の生地であるのが当然。
パッチワークしてつなげて使えというのか?
しかも合計しても1ヤード無いというから笑えない。
利用する前にググっておけば良かったかも。
と、それらの苦情を見つけたのは、その店のフェイスブックページ。
店としては宣伝と顧客とのコミュニケーションの場としてページを開いたのであろうが、期せずして苦情コメントの山となってしまったよう。
多くの人が「もうお宅では買い物しない!」と怒り心頭なのだが、私にはこの店、そう悪くもないかもと思えてきた。
他の人たちが書き込んでいる受注番号を見ると、この店、1日当たりかな~りの数の注文を受けていると見た。
その中で対応が追いつかなくアップアップのててんてこ舞い状態らしい。
で、何がそう悪くないと思えたかと言うと、苦情コメントの山に、ちゃんと返事が書き込まれているのだ。
先月、同じように、別会社への苦情コメントをフェイスブックに書きたら、無言で削除されたという経験をしたあと、ここのフェイスブックは少なくともコメントを残して返事をしている。
この店を使ったのは間違いだったか、それとも今後も利用してよいものか・・・は、苦情メールの対応次第というところ。
とりあえず、返事を待ちますか。
それにしてもフェイスブックのビジネスページ、今回のように、「あ、私だけじゃないんだ~」などと情報が得られて便利。
店にとっては、思いがけず苦情処理の場と化してしまってトホホなのかも知れないけれども、ね。
本日のピンズは、シドニーオリンピックのシドニー・ピン。
苦情が山積みって、シドイニー。
BGM「ザ・マイスター」by B'z
♪クレームつけるかい