
ロンドンでパラリンピックが始まった。
本日のピンズは、スペシャル・オリンピックスのピン。
さて、学校が始まった今週からは、息子たちバンドのマーチング練習は始業前と放課後。
朝は夜明け前に登校していく。
今年のマーチングのコリオグラフィ、ざっと説明を聞いただけだが、昨年のプログラムより面白そうで、期待。
マーチングのプログラム全貌は、10月のコンテスト期まで完成しない。
それまでのアメフト試合でのハーフタイムショーは、出来上がっているところまでが順次披露されていく形になる。
(という流れを、昨年見てきて把握した。)
今週はいよいよアメフトシーズン第1戦。
息子たちマーチングも、今年度の初マーチング。
というわけで、アメフト試合のチケットを買いに寄った。
息子の学校のアメフト試合チケット、昨年まではスタジアムでの販売のみだったのが、今年からオンラインでの購入もできるようになった。
それで昨日オンラインで試してみたら、ブロック指定は出来るものの座席指定はできず、選んだブロック内で「残っているうちからベストの選択な座席」をコンピュータプログラムが選んでしまう。
選びたい座席があるので、オンライン購入は諦め、スタジアムでの購入に賭けた。
昨年は、ここに座席の一覧表があり、どの席がまだ残っているのか見て選べたのだ。
オンラインより一足送れて、スタジアムでの販売は今日の朝7時から開始。
朝7時からバンド練習開始の息子をドロップオフしたのが6:45。
いったん帰宅するよりも・・・と15分待ち、チケットブースの準備が整ったところで一番乗りとなってしまった。
「今年からオンラインのシステムを導入したから、システムを使ってのここでの販売はあなたが最初のお客。つまりあなたがギニーピッグよ」と。
この「ギニーピッグ」という言葉の使い方、最近知った。
今回のように、初めての試みをテスト的に行う対象者、実験台のことをギニーピッグと呼ぶのだ。
モルモットじゃなくてブタなのね。
「あなたがモルモットよ」も良い気分はしないけれど、「あなたがブタよ」と言われるのもちょっと複雑な気分・・・
話をチケットに戻して・・・
「じゃあ、チケット販売システム初体験でいくわよ」と、係りの方が操作を始める。
すぐに、チケットがグィーンと印刷されて出てきて手渡された。
えっと・・・・
オンラインではブロック指定できたのに、それさえ聞かれなかった。
「座席指定はできないのですか?オンラインではブロック指定できたけれど」と尋ねてみた。
「オンラインではブロック指定できます。でもここでは現在残っている中からベストな席をシステムが選ぶので、選択の余地はありません。」
なんと・・・
オンライン以下の選択の自由。
つまり、昨年のように自分に都合のよい座席を選ぶ余地はほぼなくなった。
私の目的はアメフト試合でなくバンドなので、昨年は、座席から歩き回ってビデオや写真を撮るのに動きやすい端っこの座席をずっと指定していたのだ。
それがどうやら今年はできないようなのだ。

(昨年のチケット)
便利なシステムは、私個人的には合理化しすぎの弊害。

(今年のチケット)
まあ、仕方ないか。
売る側としては、毎回座席マップに売れた座席をチェックしていかなくてもいいし、効率的だものね。
たかが高校のアメフト試合。
されど高校のアメフト試合。
BGM「大きな玉ねぎの下で」爆風スランプ
♪君に送ったチケット
(*「大きな玉ねぎ」とは、武道館の屋根の上の飾りのこと、です)