
ロンドン・オリンピックが終わった。
アメリカのTVでは、やはりどうしてもアメリカが強い種目やアメリカ選手中心の放映になるので、あまりTV観戦もしなかった。
今日は風邪で調子が悪いのもあり、閉会式を(リアルタイムではなく夜の再放送でではあるけれど)観た。
英国の音楽と文化50年をつづったというショーは、ザ・フーの曲でモッズ族がでてきたりして期待したのだけれど、そこでフーの曲を演奏するのはフーじゃない。
ピンクフロイドの曲も、演奏するのはピンクフロイドじゃない。
TVの前で「本物を出せよ~。なんでフーじゃないの?なんでピンクフロイドじゃないのよ!」とブツブツと文句を言ってしまう。
ピンクフロイドでないバンドが歌うピンクフロイドの曲が「あなたがここにいて欲しい」がまさに、ピンクフロイドがそこにいて欲しい、だわ。
極めつけはデビッド・ボウイ。
ファッショナブルな文化とボウイというコンセプトはわかるんだけれど、流れる曲は多分ボウイのCDを流しているだけ。
口パクよりもひどくない?
で、マッドネスは出て来るんだ・・・
などとぶつぶつ言い続ける横で、友達とテキストしている息子が「ザ・フーはあとで出てくるんだって」と情報をくれる。
あとったって・・・
ほら、オリンピック会長が出てきて、旗が次回開催国のブラジルにバトンタッチされ、ブラジルのパフォーマンスが始まって・・・
聖火が消されて、花火がドーン!で終わっちゃったじゃない?
TVも閉会式放送が終わって、ドラマ放送が始まる。
なんと、アメリカのNBC局、オリンピック閉会式をいったん終了して、今日から始まるドラマ放映をはさみ、その後再度閉会式の続きを放送するのだという。
なぜにブツ切りでドラマはさみ。
そこまででも長い閉会式を見ていたわけで、いったんTVの前から離れると、ドラマ終了時間に再び戻る気はうせる。
というわけで、「あなたがここにいて欲しい」と願った、本物のザ・フーは観ずじまいに終わってしまった。
なんでも、ぶつ切り放映しただけでなく、ミューズが演奏するロンドン・オリンピックの公式テーマソング「サバイバル」はカットされて放映されなかったという。
なんだかなあ。
私が見た部分でやっぱり良かったのは、本物のクィーン。
そう考えると、ザ・フーを観なかったのはもったいなかったかも。
(キンクスのレイ・ディビスも出たらしいし。)
ま、そのうちどこかで動画が見られることを期待しよう。
本日のピンズは、さよならロンドン・オリオンピックの夏で消えて行った聖火、アトランタ・オリンピックの聖火ピン。
IBMのスポンサードもの。
<BGM「サバイバル」MUSE
さてところで、昨日と今日、我が家で開催したボーイスカウトの「メタルワーク・メリットバッジ・クリニック」。
夫の指導のもと、スカウトたちは金属シートをカットし、磨き、曲げ、半田付けし、表面加工し・・・

バッジ取得に必要な2作品を無事完成。

イェ~イ! おつかれさまっ。