
庭の新しく野菜栽培エリアにした部分に使う、デコレーション用の石。
注文したものが、庭の外にザザーとトラックの荷台から下ろされ山を作る。

ここから実際に敷き詰めるエリアまで運ぶのが、距離は無いのに遠い。
重いし、なんといってもテキサスの暑さ。
外作業が出来るのは早朝くらい。
息子に、今朝作業を手伝ってもらうことにしていたのに、急遽友人のイーグルプロジェクトの仕上げに借り出されて出かけていってしまった。
で、石の山は今日も動かず。
この石は、野菜が育つ周りを埋めてデコレーションとなる。
現在はこんな感じ。

まだ部分的にしか石を運んで流しいれていない未完成状態。
そんな中で育っていく野菜たち。
いろいろな種類を、この環境で育つか試している中で、興味深いのが共存。

この↑奥の区画にはグリーンビーンズ、ズッキーニ、スクァッシュ、スイカが育っている。
それに比べて、手前の区画はナスは育っているのに、ピーマンが育たなかった。
いつまでも小さなまま、どうも暑さで枯れてきたかも、な状態だった。
ピーマンは1フィートごとに区切った1区画に1苗づつ植えたのだけれど、これは枯れてしまうかもしれないと判断した時点で、周りにグリーンビーンズの種を8個、ぐるりと取り囲むように埋めてみた。
この1フィートごとに区切る手法の発案者のバイブル本に寄ると、グリーンビーンズは、1区画に9個とされているので、いよいよピーマンが枯れたとなれば、その時点でもう一つ種を植えてもいいかと。
グリーンビーンズの利点は、種からの育ちがやたらと早いこと。
淋しかった区画が、すぐに緑に埋まっていく。
と・・・
元気に育つグリーンビーンズの中央で、今にも枯れそうだったピーマンが復活。
元気な緑色の葉がどんどん増えて育ってきた。

食物は種によって、近くに植えると効果的な仲間、あるいは、同じ土壌には昨年植えたのと違う種を育てたほうが良いなどというのはある。
ピーマンとビーンズが、相乗効果で育っていく仲間というわけではないのではとは思うのだけれど、ビーンズが育つのと同調してピーマンが育った。
①ビーンズが周りで育ったので、日陰が出来るようになってピーマンが育ちやすくなった。
②ビーンズが周りで育つので、「おいおい、肥料をオレにも回せよ」と、闘争心的に生きる力が活性化してきた。
③部屋に一人で淋しかったのが、周りに仲間が増えて生きる力が活性化してきた。
多分、単に気温の変化などのタイミングが合っただけかも知れないけれど、植物の専門家ではないゆえ、ピーマンに気持ちをついいろいろと想像してしまう。
ついでにその他の野菜たち。
トマトは今年も育ちすぎ。トマトに合うバジルを隣で育てているけれど、重みで前に倒れ込んできてローズマリーの上に乗っかったりしている。

スクァッシュは一株でかなりの数の花が育っている。

スイカの花。スクァッシュに比べて小粒な、ナスやキュウリと同じ位の大きさの花だけど、これが大きなスイカに育つのだろうか。

面白いなと思ったのは、茄子の花。
こうやって見ると、ああ、ここから茄子が育っていくんだなと納得。

形が蜘蛛みたいにも見えるけれどね。
こんな小さなものひとつに、立派に既に茄子なんだなと、植物のDNAに感心する。
本日のピンズは、97年のニューヨークシティ・マラソンのプレ・イベント「国際フレンドシップRUN」の参加記念ピン。
さまざまな種類が狭い中で一緒に育つ我が家の庭。
フレンドシップで仲良く共存して育っていって欲しいものだ。
BGM「ラブ・ピース&ソウル」SOUL’d OUT
♪共に育ち 今ここに生きる理由がきっとある