
昨日参加したミーティング。
ミーティングというより説明会。
先月だったか、息子の下に一通の手紙が届いた。
来年の夏休みに実施されるヨーロッパ演奏ツアーへの招待状だ。
招待状・・・と言っても、これ、一緒のマーケティング手法。
同様のもので、例えば成績が良かったり何らかのコンテストに参加したりすると、その名簿が使われるらしく「優秀な生徒のみが参加できるプログラムに選ばれました」などという手紙がきたりする。
「選ばれて」「招待された」といっても、要は自腹で参加費を払って・・・という事になるわけで、選ばれたから名誉なんじゃない?という心理で参加を促す手法だ。
息子に届いた招待状も、何のことはない、息子の学校のバンドの先生がバンド部門ディレクターとして関わっており、バンドの生徒たちのほとんどが同じ招待状を受け取っているのだ。
招待とか選ばれたとかはさておき、バンドの先生も同行するヨーロッパ演奏ツアーは、やっぱり息子には魅力的。
贈られてきたパンフには参加費に記載がないのが「それなりにいいお値段なのだろうな」と示唆しているけれど、とりあえず説明会に出かけてみた。
ツアーは2週間でヨーロッパ8カ国を廻る。
訪れた各国で演奏を披露し、観光。
というか、バンドや合唱の生徒をターゲットに旅行会社が企画したツアーで、そのために観光ツアーに演奏を組み入れたものという感じ。
現地の移動やツアーガイド等もきっちり組まれているし、ミュージカル鑑賞などのオプションも用意されている。
手法に乗せられてたまるかという気持ちはあるものの、やっぱり演奏旅行という形をとっているのはポイント。
息子にヨーロッパ旅行のお誘いが来たというのなら多分100%無視で終わっていただろうけれど、学校のバンドの先生も引率する演奏も組み込まれた旅行となると、息子は参加したいと思うし、親としても「良い体験になるのかも」と思ってしまう。
なかなかうまい企画の立て方だなあ、旅行会社のプランナー。
参加した説明会は「テキサス州」のもので、同じ内容で他州からのツアーも複数組まれているという。企画としては成功しているといえるのだろう。
説明会では参加受付などはなく、締め切りまでは1ヶ月ほどの猶予がある。
息子はもちろん参加意思決定なのだけれど、さて、どうするかなあ~。
本日のピンズは、ツアーに訪問先のひとつとなっている、フランスの国旗ピン。
これは、エール・フランス が1989年に、フランス革命 200周年を記念して作成したもので、エッフェル塔デザインのもの とセットになっている。
