
息子のラクロス試合の応援観戦で出かけたダラス。
当初は、試合後即帰路につくという予定だった。
現地解散ならダラスを少しブラリと観られるのに、息子たちは試合終了後即バスで学校に向かってしまうので、こちらも同様に帰って息子を学校でピックアップしなければならないから、寄り道の余地なし。
宿泊したホテルにも観光案内雑誌が部屋に置かれていたけれど見もしなかった。
しかし、思いがけず息子たちJVチームは試合後「D1チームの試合終了を待ってバスで帰るか、ここで分かれて親と帰るか選んで良い」ということになり、思いがけず息子は現地解散。
じゃあ、ちょこっとダラスを観ていこうよ。でも、どこへ?
ちょうど昨夜のローカルニュースで、新しい橋が今月末に開通するのでオープニングイベントが今週末行われていると言うのを目にした。

開通前なのでオープニングイベント中は橋を歩けるらしい。
偶然そういう日にダラスに来ているのだから行ってみたい気はする。
しかし、ニュースでも混雑が予想されて駐車するのすら大変そうな話だった。
(正午~9時の無料開放期間、2万人の来場が見込まれ、橋の上は同時に6750人が許容範囲だそうだ)
じゃ、とりあえず目につくタワーに行ってみるか。
多分、あのタワー、上まで上れるんじゃない?

と、目指してみたリユニオン・タワー。
思ったとおり、上は展望台になっている。
がしかし・・・現在改装中で休止。
残念。
タワーの下の部分はホテルなので、そこのフロントで周辺の見所を尋ねてみた。
その中で、ケネディー大統領にまつわる博物館が4ブロック先にあるとの事。
あ、それって多分ケネディ大統領が暗殺された場所じゃない?と、行ってみることにした。
ごく普通の建物に、あまり目立たず「SIXTH FLOOR MUSIUM」の文字。
6階って事は、やっぱりこの博物館が、まさに暗殺の現場跡なのねと、ドアを開ける。
博物館になっている6階は、写真パネルが展示され、入り口で渡されるオーディオガイドで各自ヘッドホンで解説を聞きながら、ケネディの歴史、功績、暗殺、捜査などを見て回る。
(館内は写真撮影禁止なので写真はなし)
そして「ここからオズワルドが射撃し、ケネディ大統領を暗殺した」という窓。
実際に撃ったとされる角の窓の前には、当時と同じ様に箱が詰まれて立ち入れないけれど、隣の窓から見下ろしてみる。
ああ、あの角を曲がる時にパレードの車が減速し、あそこで撃たれたんだな~と、イメージしてみる。
ケネディが撃たれた場所には、道路の上に「X」マークが記されている。

(かなり昔のこととはいえ、人が亡くなった場所を写真に撮るのって気が引けたけど・・・。博物館内の窓から外も撮影禁止だったので、これは実際に外を歩いて撮ったもの)
今まで、古いニュースや映画などで目にしたものから、もっと広い道路を想像していたけれど、思っていたよりこじんまりした一角に見える。
このビル以外に「あそこから銃声がした」とされる場所など、かなりパレードの近距離。
百聞は一見にしかずというが、実際に暗殺の起こった場所を見てみて、自分がイメージしていた距離感との差にちょっと驚いた。
ケネディ暗殺の地を見たあと、また約4時間のドライブでオースティンへ。
今日、図書館で「JFK」の映画を借りてきて見てみた。
この映画、昔観たのだけれど、今一度観て見たくなった。
やっぱり実際に現場となった場所を見た後だと、「あそこでこういう事が起こったのだなあ」とイメージが鮮明さを増す。
結局ダラスのプチ寄り道観光はケネディ暗殺の場だけだったけれど、行ってみて良かった。
本日のピンズは、そのケネディ博物館内で記念に購入した、ケネディ大統領のピン。
売り場で隣にあったコレも購入した。

てっきりコレもピンズだと思って買ったのに、マグネットだった。
博物館のビルをデザインしたピンズもあって、どちらにしようか迷ってこっちにしたのに。
よく見て、博物館のピンズの方を買えば良かった。。。
ピンズ・コレクターとして失敗。
BGM「悪魔を憐れむ歌」ローリング・ストーンズ
♪Who killed Kennedys? when after all it's you and me