
ここのところ腰の調子が万全ではなかったので、辛いレースになりそうだと予想していた、昨日のフルマラソン。
調子が良くないので最初から押さえ気味で行ったのが幸いしたようで、意外な事に30km、35km過ぎても思ったような辛さはなかった。
ただ、10km過ぎからすでにかなりの空腹感。
頭をよぎるのは、なぜかピザ。
お腹すいたなあ~、ピザが食べたいなあ~、ここにピザがあったらな~
おにぎりでも何でもなく、ピザが走馬灯というのが、アメリカに長く住みすぎたなと感じる。
いつもは20kmから使うエネルギー・ジェルを、15km地点でカフェイン2倍のものを胃に流し込む。
ジェルでは空腹感が癒されると感じたことは過去に全く無かったけれど、初めてジェルでエネルギーが補給された感覚が得られた。
ジェルは5個、スポーツビーンズ2個を携帯して走ったけれど、結局ゴールまでに消費したのはジェル2個とスポーツビーンズ2個。
15kmで早めに補給したのが、あとあとまでエネルギー切れを防いだのかもしれない。
後半はさほど空腹感、エネルギー切れ感は感じなかった。
しかし、キター!
残り2マイル(約3km)に来て、急に足が重くなる。
特に残り1マイル(1.6km)を切ってから、「あと半マイル!(800m)」の声援が続くなか、その半マイルが「この世で最も長い半マイル」に感じられる。
その半マイルを超えると、ゴールまでのホームストレッチの両側から人々の祝福の声援を浴びる。
29回目フルマラソンを完走しても、やっぱりこの瞬間は涙が出そうな感動の花道。
実のところ、今年は腰が痛んだらゴールできない可能性もあるとも思っていたので、ここで自然とガッツポーズが何度もでてしまう。
私がガッツポーズで喜びを表すたびに、声援が大きくなる。
やっぱりこういう場では、大げさでも気持ちをパフォーマンスで表すべきだな。
と、いう完走翌日の今日。
足を中心にガチガチの筋肉痛。
そして足の親指の爪の痛み。
あ~これよ、フルマラソン翌日のゾンビ状態。
ハンパないっす。
昨夜は、暖めたほうが回復が早いかと、ヒートパットを使用したのだけれど、今日読んだアドバイスによると、筋肉痛の回復には暖めるのではなく、冷やすのが効果的なのだそうだ。
マッサージは良しで、暖めるより冷やすって、矛盾しているように思えない??
今晩は「ICYHOT」(サロメチール等のようなもの)パッチを貼って就寝しよう。
フルマラソン後ならではの筋肉痛。
明日はまともに歩けるかなあ~。
本日のピンズは、オースティン・マラソンがモトローラ・マラソンという名称だった頃、2004年の大会記念ピン。
BGM「友とコーヒーと嘘と胃袋」Mr.Children
♪全部筋肉に変えてしまおう