
少し前のこと。
不用品をチャリティー団体に寄付しに行き、ついでに併設されている小売店を覗いてみた。
人々からの寄付品であるセコハン商品が並ぶ店内。
ふと、見覚えのある顔がこちらを見ている気がして、足が止まった。

あれ?あなたは!
EVISジーンズのエヴィスさま?
引っ張り出してみてみると、カモメマークのペイントも施されている。

大胆な赤ペイントだけれど、こういうペイント・パターンってあり?
本物かなあ?
それにしても、どういう経緯をたどってEVISがオースティンのセコハン・ショップに辿りついたのだろう?
着用された形跡もないような状態で、つい手が出てしまいそうになったけれど、サイズがかなり大き目だったし、ジーンズ・コレクターではないのでそのまま店を去った。
あのEVISさま、あのあと誰かの手に渡っていき、オースティンの街を歩き回っているだろうか。
このEVISジーンズよりもずっと前、オースティンの別のチャリティー小売店で出くわしたのが、コレ。

胸に輝く「板橋老人会」の文字。
板橋老人会のメンバーだった方が不要で寄付されたのだろうか。
で、オースティンのアメリカ人が「オ~!漢字、カッコイイネ!」と買っていったりするのだろうか。
いろいろなものが世界をめぐり周る経緯を想像すると、ちょっと面白い。
本日のピンズは「本日のTシャツ」の戻って、高校の「シニア・ガールズ・クラブ」のTシャツ。
シニアというのは老人の意味だけれど、高校や大学では最上級生のことを指す。
1年目がフレッショマン、2年目がソフォモア、3年目がジュニア、そして4年目がシニア。
息子の高校でも、12年生のシニアがイベントなどで「シニア!シニア!」とチャントして最上級の自分たちを誇示したり、車の窓に「シニア!」などとペイントしたりして誇らしげにしている。
面白いよねえ。
私の年になると、シニアと呼ばれるのは避けたい気持ちなのに、若者はシニアを謳歌するわけよね。
BGM「老人の詩」byb吉田拓郎
♪ああ それが老人